幼児期に多くの音楽に触れることは、音感能力を高めるためにとても大切なことですね。
また、幼児期は音楽に親しみ、楽しさを知る時期。
お風呂の中で一緒に歌ったり、楽器演奏を楽しんだり、お子さんと一緒に音楽を楽しむ機会をもたれているご家庭も多いでしょう。
音楽教室に通われているお子さんも、通われていないお子さんも、生活の中に多くの音楽体験を取り入れていただきたいものです。
幼児期の音楽体験と絶対音感
楽器の音色だけでなく、日常の物音の音程まで分かってしまうという人がいます。全ての音に対して音程を判断できる能力、これを絶対音感と言い、 1つの音をヒントに他の音程を聞き分けることができたりすることを 相対音感と言います。
耳が聞こえなくなっても作曲活動ができたベートーベンも絶対音感を持っていたと言われています。
絶対音感という言葉が広く知られるようになってから、「絶対音感を身に付けさせたい!」という 保護者の方も増えたようです。
「絶対音感を身に付けさせたい」とお考えの場合、大切なことの1つに幼児期の音楽体験があります。
お子さんの耳が育つ時期に音感教育を取り入れることで、 絶対音感が身に付く可能性が高くなります。
ただ、絶対音感が身に付かなければ音楽が楽しめないという訳でも、 必ず音痴になってしまうということでもありません。
譜面がなくても楽曲を聞いただけで演奏パートを完成することができるなど、 音楽業界には絶対音感を持つ方も多いようですが、 業界の方全員が持っているという訳ではないですし、 私個人の意見としては、音大受験や音楽関係の仕事を希望しているのでなければ、 身に付けさせようと躍起になる必要はないような気もします。
音感能力を伸ばすサイト
生活の中に音感教育を取り入れるためにネットを活用してみましょう。ヤマハによる この音なあに?(YAMAHA MUSIC PAL)は、 最初に鳴った音をゲーム感覚で探しながら音感能力を養います。
こちらも音楽教室でおなじみの河合楽器、 Shockwaveで音あそびには、同じ打楽器や同じリズムを探していく神経衰弱タイプの 音探しゲームがあります。
どちらもかなりの集中力が必要なサイトですが、ランダムに出題されるので飽きずに 楽しみながら、ゲーム感覚で続けられるでしょう。
大人も夢中になると思います、お子さんと一緒にどうぞ。
音感教育だけでなく、音楽教育全般に関して楽しく(練習が辛い時もありますが)進めていきたいものですね。
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