世帯年収200万円台?!
わたしは、堅実にコツコツお金を貯めるのが得意な土地柄の名古屋出身。生活習慣としての「貯め上手ぶり」は、新婚時代に威力を発揮しました。名古屋での仕事を辞めて上京したある日。私たち夫婦は、『せーの』で貯金通帳を見せあいました。
お互いの収入をたして、20万円とちょっと。
瞬間最低年収が、200万円台に決定した瞬間です。あまりに少なくて、びっくりして2人とも笑い出しました。
「ひゃ~はっは!よ~し年収1000万円にするぞ!」
「あっははは!2000万円よ!」
「がはは!なら3億だ!どんとこ~い」
涙が出るまで笑い転げたあと、ほんの少しの沈黙を置いてすごくまずい事に気づいた私たちは「お金のルール」を作りました。
この「お金のルール」は、今思い出してもなかなかよく出来ています。(後日このサイトでご紹介しますね)もっとも、当時の私が「ライフプラン」だとか「キャッシュフロー、ポートフォリオ」なんて言われても、ちんぷんかんぷんだったと思いますが。
そして、新婚・・・9年目。(新婚当時、「いつまでも新婚でいよう」が約束だったため、こんな風に言っております)清水の舞台から3回転半ジャンプで飛び降りる覚悟で、念願の小さいけれど庭付き、地下付きマイホームを購入。借金が嫌いなわたしは、本当はキャッシュで買いたかったけれど、さすがに東京のお家は高かった!人生で初めて借金をしました。
子どもがいなかったのであきらめて、購入したマイホームですが、お引っ越しの1か月後にベイビーがお腹にやってきたのは、FPのうれしい誤算でした。自家用ジェットも、海外の別荘も今のところありませんが、マイホーム購入後2年で完済出来るほど貯まったお金は、子どもの教育費と老後資金になりそうです。