資産運用/資産運用をするときの鉄則

資産運用で大事なインサイドワークとは?(2ページ目)

人は商品知識や経済情報ばかり求めがちですが、もっとも大事なことは自分の投資ニーズと正面から向き合うこと!それは自分にしかできないインサイドワーク、ノウハウは他人と共有できるアウトサイドワークです。

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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じゃあ、アウトサイドワークとは?

アウトサイドワークとは、お金の増やし方いわゆるノウハウを扱います。どういう投資手法があり、どういう作戦で分散するか?あるいはどんなマーケットのどんな資産を買うか?という選択の問題です。あるいは商品知識、経済情報、投資理論などの外的な環境に関することです。

アウトサイドワークでは個性や主観はあまり大事ではありません。みんなにとって有効な選択は、たぶんあたたにとっても良い選択です。むしろ、客観的に普遍的な方法を探すことが確実です。ある人にとって安全な投資方法は、他の人にとっても安全です。それは人類が共有できる知恵の世界です。
その意味において、アウトサイドワークはアウトソーシングする(他人にゆだねる)ことができます。

つまり、信頼できる金融機関や経験深い専門家に依存することで、簡単に投資を始めることができます。投資の初心者は上手な依存で、むずかしい数学の知識やとっつきにくい専門用語の勉強から解放されます。もちろん、そういう作業や勉強が好きな人は独力で投資を完結することもかまいませんが、多くの人には十分な時間がありません。

限られた時間の中で資産運用を行うには、まずインサイドワークを優先し、アウトサイドワークは周辺の資源やネットワークを活用することが有効です。それはなぜか?ガイドがインサイドワークをすすめるワケは次のページで!
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