基本性能は高いが利便性で改善の余地あり
エアマルチプライアーの風が出る仕組みは、エアタオルの仕組みをベースに開発されたとのこと
連続する風の質・風量調整など、高い基本性能があるだけでなく、転倒しにくい設計やリモコンの操作性など、安全性・操作性も充分考慮されています。欲を言えば、首振り角度がもう少し広範囲だとベスト! また、OFFタイマーがないなどの、使い勝手が向上することに期待。
ホコリがつかないから、いつもピカピカ
扇風機につきものの羽や網目のカバーがないから、さっとひと拭きするだけでOK
見るだけで本体のメンテナンスが簡単だとわかりますが、やはり羽や網状のカバーなど、ホコリが溜まらないのが何よりのメリット。空気を吸い込む部分のメッシュも、定期的にホコリを吸いとる程度でOK。手間なくいつも清潔にしておけることも、長く使えるカギですね。
独創的な発想を実現する技術力はさすが
初めて見た時、誰もが「?」と思うその姿形は、独自性が高いdysonならでは
ひと目見ても「何コレ?」と、その正体が分からないほど、扇風機から羽をなくすという発想は、まさに独創的! 誰も思いつかないレベルの発想を、イメージだけで終わらせることなく、形として実現し、製品として発売するその実力と好奇心は、他社にはない勢いを感じます。
デザインは目的ではなく結果、の思想に敬服
どこから見ても隙のないデザインは、機能を追求した結果のこと、さすが!
置くだけでも見栄えがするオブジェのようなその姿形は、多くの人に「欲しい」と思わせる魅力があります。しかし、デザインはあくまで結果。技術を形にしたらこのデザインになったというdysonの姿勢とデザイン力に敬服です。
コスパは「欲しい」と思う気持ち次第!?
扇風機で5万円を超える価格は破格の高さ。なかなか簡単に出せる金額ではありません。性能だけでなく、デザインを重視する人にとっては、それでも「欲しい」と感じる製品と言えるはず。嗜好性が強い製品なので、コスパは本人の気持ち次第といえるかもしれませんね。
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