バンコク到着後、スワンナプーム空港での両替
1~3日分のタイバーツを空港で両替しておくと安心
またどこの両替所も同様ですが、現金であれば手数料はかかりません。しかしトラベラーズチェックの場合は1枚につき23バーツの手数料がかかります。トラベラーズチェックを持っていくという人は、枚数が多ければそれだけ手数料がかかるので、1枚あたりの金額が大きいチェックを用意しておいたほうがお得です。
また、タイ国内ではたいていどこでも日本円からタイバーツへの両替が可能ですので、アメリカドルの用意は必要ありません。万が一、両替所が見つからない場合でも、コンビニエンスストアなどのATMでのキャッシングも可能です。しかし、キャッシングは1回につき150バーツ(約405円)の手数料がかかってしまいますので、ご注意ください。
帰路のスワンナプーム空港活用
帰国時、空港には余裕を持って2時間前に到着していたいもの。特にスワンナプーム空港は敷地が広いため、場合によっては出国ゲートまでかなりの時間歩かなければならない場合も……。以前のドンムアン空港であれば出発1時間くらい前に到着してもチェックインできたという話も聞きましたが、現在のスワンナプーム空港ではチェックインを断られる場合もゼロではありませんのでご注意を。チェックインと出国手続き
以前のドンムアン国際空港はターミナルが2つに分かれていましたが、スワンナプーム空港のターミナルは一つ。AからWまでのチェックインカウンターがずらりと20列カウンターが並んでいます。電光掲示板の案内を確認し、自分が利用するの航空会社のカウンターへ向かいチェックイン手続きを行います。また日本便の多い早朝と深夜は、他の国へのフライトも多いため出国審査ゲートが混みあいます。特に深夜は出国ゲートで30分以上待つことも……。搭乗手続きの完了後は余裕を持って出国手続きカウンターへ向かうことをおすすめします。
市内を出発する時間
では出発の2時間前に空港に着くためには、市内を何時ころ出発すればいいでしょうか。エアポートリンクが正式に開通すれば時間が読めますが、今はタクシーかエアポートバスといった車移動になるため、時間帯によって所要時間は様々……。ほとんど渋滞しない早朝便なら、40分~1時間。昼間の場合は1時間半はみておいたほうが無難です。夜便の場合は、渋滞時間が終わった時間に出発する便がほとんどですので、1時間程度みておけば大丈夫でしょう。空港内のグルメスポット、マッサージ
空港に早く着いてしまった、または機内食まで待ちきれないという人におすすめなのが、3階のグルメ、カフェスポット。中華料理のファストフードや、カジュアルスタイルのタイ料理店、そしてスターバックスなどのカフェもあります。ほとんどの店が24時間営業なので、早朝便、深夜便利用者にとってはありがたい存在です。またマッサージが2箇所あるのも嬉しい! 価格は街中の2倍ですが、それでも日本よりは安いので、最後の最後までマッサージを楽しみたいときにどうぞ。
空港内のショッピング
タイブランドのお菓子やシルク、コットン製品のショップが多いので、お土産を買う時間がなかった人にも便利
また、タイ産のお菓子やタイブランドの雑貨が売られている「テイストオブ・タイランド」やタイシルクのジムトンプソンでは「タイらしい」アイテムが購入できるので、市内でお土産を買い忘れたという人には重宝するはず。
一般的に空港でのショッピングは街中よりも高い、という印象がありますが、ジムトンプソンやパンピューリなどホームスパブランド、OTOP(タイの一村一品運動)ブランドなどは、街中のショップと同じ価格帯です。
空港でのVATリファンド
ジムトンプソンやパラゴンなどの大型デパートで高額な買い物をした人は是非VATリファウンドしてほしい
必要事項を記入したVAT払い戻し申請書を、チェックインカウンターの奥にある税関で、お店で受け取った書類と購入品、パスポートと提示してスタンプを押してもらいます。その後、ゲート前にいくつか設置されているガラス張りのVAT払戻しカウンターへ行って、書類を提出すれば還付金が支払われます。
知っておくと便利な空港情報
■ネット事情インターネットカフェスペースもありますが、数が少ないのが難点……。コンコースA/C/Gにそれぞれ1軒ずつあり、料金は20分100バーツ、40分200バーツ、1時間300バーツ。
ワイヤレスWiFiも有料で使えますが、クレジットカード情報の入力が申し込み手続きなどが必要で、使い勝手がよくない……。「バンコクの空港でメールチェックします」という約束はよほど急ぎでない限りしない方が安心です。ビジネスクラスのラウンジには、無料WiFiがあります。
■空港を出ての待ち合わせ
到着出口のドアを越えたら、そこがバンコクの玄関となる到着ロビー。到着出口はAからCまであり、Aは国内線、BとCが国際線用です。いずれからでも出ることは可能なので出迎えの人と待ち合わせの場合には、どの出口で落ち合うかにあらかじめ決めておきましょう。
■タバコの持ち込みと喫煙所
タバコの持込は、免税のタバコを日本の空港で買ってくる場合、タイでは一人につき1カートンまでしか持ち込めないのでご注意を。数は少ないですが、空港内にはスモーキングブースもあります。