壁紙クロスの張替えは、手軽に我が家をリフレッシュするリフォームとして人気ですが、終わった後になってから「しまった!」と後悔する声もよく聞きます。そこで今回は経験者の失敗談から、ガイドYuuが見てきた後悔ワースト3をご紹介します。
<目次>
<目次>
壁紙クロス張替えの後悔 - 第3位
リフォーム前とほとんど変わらない、もっと冒険すればよかった
壁紙クロスの張替えリフォームでは、初めはイメージチェンジをしたい!と思っていても、いざ決める段になると、「やっぱり無難に」「飽きがこないように」 と、前と同じような壁紙クロスや、地味目のタイプを選ぶ傾向があります。結局、張替え前とイメージがほとんど変わらず、誰にも気付いてもらえない、地味で詰まらない、もっと冒険すればよかった、でもキレイにはなったことだしまぁよしとするか……。
せっかく新しい壁紙クロスになったのに、心から喜べない、もやもやとした後悔を残してしまっているケースは、意外と多いのです。
壁紙リフォーム・クロス張替えのコツ
冒険するなら地模様タイプ
壁紙リフォーム・クロス張替えで少しだけ冒険するなら、地模様タイプの壁紙がオススメ(サンゲツ)
次のページは、壁紙クロス張替えリフォームの後悔の第2位! 壁紙クロスを張替えたせいで雑多な雰囲気に? そして納得の第1位をご紹介します。
壁紙クロス張替えの後悔 - 第2位
柄物を選んだら、ごちゃごちゃして落ち着かない
柄物の壁紙クロスを選んで失敗したケースもよく見かけます。リビングの壁を小花柄の壁紙に張替えたら、柄がチラチラ目について落ち着かない雰囲気になってしまった、子供部屋に大柄の壁紙を張ったら、狭い感じがするようになってしまったなど、出来上がってみたら想像と違ったケースです。
また洗面所などの小物が多い空間に、細かい柄の壁紙クロスを張ったせいで、ますます雑多な雰囲気になってしまったケースも少なくありません。
壁紙リフォーム・クロス張替えのコツ
柄物を選ぶなら、『張り分け』すべし
壁紙リフォーム・クロス張替えで、大きな部屋には大柄の壁紙を選べる(サンゲツ)
し、小さな部屋の全面に大柄を張れば圧迫感が出ます。
基本は大きな部屋には大柄、小さな部屋には小柄ですが、壁紙の張り分けテクニックを使えば、手軽にバランスを整えることができます。壁紙の張り分けとは、1部屋の中の1部分にだけ違う壁紙を張る手法のことです。
壁紙リフォーム・クロス張替えで、柄物を選ぶなら『張り分け』しよう(サンゲツ)
また壁紙に柄物を使う時は、インテリア全体に気を配ることが大切です。置く小物は厳選し、壁紙以外の色数を減らしてスッキリまとめましょう。
壁紙リフォーム・クロス張替えで、洗面所に柄物を使う時は、小物を含めた色数に注意(サンゲツ)
壁紙クロス張替えの後悔 - 第1位
スイッチや枠の汚さが目立ち、壁だけが浮き上がって見える
壁が新しくなると、今まで気にならなかったスイッチプレート、照明器具、枠、エアコンなどの古さや汚れが目立つようになります。しかし壁紙クロスの張替えが全て終わってから、これらの交換をしようとすると、二度手間になり、費用が高くついてしまいます。
特にリフォームの場合、真っ白な壁紙クロスを選ぶと、古い部分から新しさが際立ち、壁だけが周りから浮き上がって見えることがあります。
壁紙リフォーム・クロス張替えのコツ
部屋の古い部分とも馴染みのいい壁紙を選ぶ
壁紙リフォーム・クロス張替えで、生成りの織物調の壁紙なら古い枠や家具とも馴染みやすい(サンゲツ)
真っ白い壁紙は新築ならキレイですが、リフォームの場合は古い部分と馴染まず、不自然に感じられることもあります。リフォームで壁紙クロスを選ぶ際には、少しくすんだ色にするなど、古い部分と溶け合うような色や素材を選びましょう。
また、一緒にやったほうが安くできるもの、後でやると二度手間になるものがあります。例えばエアコンの交換、照明器具やコンセントプレートの交換、コンセントの移動、枠まわりの塗装など、壁紙の上に乗っている物、隣り合わせになっているものは、壁紙の張り替えと一緒にやると、効率よくできます。
特にエアコンは脱着に費用が掛かります。壁紙クロス張替えの際には、周辺のリフォーム時期も見極めて、効率よくやりましょう。
壁紙リフォーム・クロス張替えに合わせカーテンも新しくすれば部屋全体がリフレッシュ(サンゲツ)
- 壁紙の上から塗装できる!美しいペイント仕上げの魅力
- 失敗しない!張替えリフォームの天井クロス・壁紙選び
- 壁紙の張り分けリフォームで手軽に大変身
- 部屋の湿気対策リフォーム、壁紙の上から手軽に塗り壁
- 壁に木を貼るリフォーム、その素晴らしい魅力と注意点
Copyright(c)2018 一級建築士事務所 Office Yuu,All rights reserved.