株式戦略マル秘レポート/西村剛の「統計で勝つトレード」

お盆期間での株価の傾向と対策(2ページ目)

日本特有の休日としてお盆休みがあります。今年の場合8月13日からお盆休みに入られる方も多いのではないかと思います。普段は仕事で日中トレードをすることが難しい会社員でも、お盆休みを使ってデイトレードに挑戦しようと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はお盆期間における株価の傾向と対策について統計的に検証してみました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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お盆に相性の良い銘柄は?

次にトレード結果からお盆の時期に成績がよかった個別銘柄をみてみたいと思います。図は過去のデータからトレードの勝率が高かった銘柄の一覧です。
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上の図は前述の検証結果で勝率の高かった銘柄の一覧です。勝率が100%の銘柄でもトレード回数そのものが1,2回の銘柄も多いためこの結果だけでトレードできるとは思いませんが、例えば4704トレンドマイクロ(勝ちトレード数6回、負けトレード数ゼロ回)や6146ディスコ(勝ちトレード数6回、負けトレード数ゼロ回)、など勝率の高い銘柄のなかからある程度勝ち数が多い銘柄に注目してみると面白いでしょう。

また勝率が100%ではないものの勝ちトレード数が多かった銘柄ランキングは以下の通りです。

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4010三菱化学8752三井住友海上火災7752リコーなどは比較的お盆のトレードに相性がよい銘柄だと言えるでしょう。

傾向と対策で成績アップ

今回の分析はあくまでも過去のデータによって分析されたもので、今後も同じ成果が得られるとはもちろん限りません。しかしながら実際にリアルなお金で投資を行う前に、事前にこれから行おうとしているトレードの傾向と対策を分析することで成功する確率は高くなると思います。お盆休みを利用してぜひ一度実践してみてください。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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