世界的なデザイナー、建築家がデザインしたファニチャーを作り続けているスイスのvitra(ヴィトラ)社は、ホームコレクションとしてAntonio Citterio(アントニオ・チッテリオ)がデザインし“Suita Sofa”というスタンダードラインのソファを発表。2010ミラノサローネでは、そのソファを使った5つのインテリアシーンが構成され、そのモダンでコンテンポラリーなリビングスタイルは、展示会では珍しいリアルなコーディネートになっていました。その中から印象的な3つのスタイルを紹介します。
無限の可能性を求めて!アントニオ・チッテリオが創るスタイル
“Suita Sofa“+チャールズ&ルイ・イームズの“LCW ”
この空間では、チッテリオの“Suita Sofa“にチャールズ&ルイ・イームズの“LCW(Lounge Ckair Wood) ”を組み合わせています。ソファの上には、さまざまなファブリックのクッションで彩られ、とってもユーズト感のある大人のスウィート空間になっています。見ていても楽しい空間に仕上がっています。
名作家具を組み合わせて!
チャールズ&ルイ・イームズの“LCW ”
フランク オー ゲリーの“Wiggle Stool”
スタイリングのインスピレーションは日常の中に!
アクセントカーラーを上手に使う
たくさんのクッションを使って
名作の椅子が並ぶ空間、たくさんのクッションを並べて、さりげなく楽しいスタイリングをしています。現代の日常からのインスピレーションは、色を感じ取る繊細な感覚に基づいています。アームにかけられたファブリックは、床に敷かれたラグからのオレンジ、イエロー、パープルが使われていてアクセントになっています。オレンジ・レッドがリズムを作りながらアクセントカラーとして使われ、日常の暖かさを演出しています。
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