和を想わせるモダンなスタイリング

“Suita Sofa”+ジャン・プルーヴェの“Antony ” 1954

“Suita Sofa”+ジャン・プルーヴェの作品“Antony ”


イサム・ノグチの大きな和紙の明かりがソフトな陰影をつくり、まるで月あかりの和の風景のような空間にブラックの“Suita Sofa”が置かれています。ホームユースとしてシステム化されたモダンなソファが、パブリックスペースのために、1950年代の工業化とともに怒濤のように出現したシンプルでモダンな家具とミックスされています。その不思議なミックス空間が、私たちの感性である和を意識してしまうのは日本人だけなのでしょうか!


歴史を語る名作椅子

ジャン・プルーヴェの“Antony”

ジャン・プルーヴェの作品“Antony”

優雅な曲線を持つこの椅子は、スチールの脚部と成形合板が特徴で、Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)の作品の中でも、最も優れたデザインといわれている椅子“Antony(アントニー) ” です。1954年にパリ郊外のあるキャンパスのためにデザインされたものです。またここでは、柳宗理の“Butterfly Stool(バタフライ・スツール)1954年”やチャールズ&ルイ・イームズの“Eames Plastic Armchair/1954年 ”も置かれています。





美しく不思議な小物たち

鳥かごとブラックバード

鳥かごとブラックバード

柔らかい明かりの下にスタイリングされた小物たちは、自然を感じさせるだけではなく、鳥かごやブラックバードなどちょっと不思議で神秘な世界を表現しているようです。この木製の鳥のオブジェは、“Eames House Bird”と呼ばれ50年以上彼らのリビングルームの中心に置かれていたものをVitraがオリジナルとして商品化しています。



Vitraのオリジナルクッション

Vitraのオリジナルクッション

クションはVitra社のオリジナル、ファブリックメーカー「Maharam(マハラム)」社とコラボレーションした“Textiles of the 20 th Century”。デザインは小さいドットのパターンはチャールズ&ルイ・イームズ(1947年)によるもの、他はAlexander Girard(アレキサンダー・ジラルド)によるデザインです。




同じ空間に同じソファを置いているのですが、それぞれが全く異なった空間に仕上がっています。組み合わせする家具やラグ、照明、ディスプレーする小物などスタイリングを変化させることで、インテリアを自由に楽しむことができます。今回は、Vitra(ヴィトラ)社が手がける世界的なデザイナーの名作ファニチャーがあちこちにコーディネートされているので、インテリア大好きには興味深いホームコレクションの空間になっています。


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『2010ミラノサローネ』RHO FIERA (ロー・フィエラ)会場
『Vitra(ヴィトラ)』

・写真・資料提供 「SENSIBILIA






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