注目度を増しつつあるトルコ

あまり知られていない国や通貨にも目を向けてみよう

あまり知られていない国や通貨にも目を向けてみよう

ブラジルや南アフリカ、メキシコなどと並んで、ここ数年、投資対象として名前が挙がる機会が増えてきたトルコ。注目される理由の1つは、高めの金利にあります。

トルコの中心的な金利(政策金利)は、2008年7月には約17%、2009年7月には約8%と、下落する傾向にあるものの、ほとんどゼロに近い国内の金利と比べると大きな差があります。

トルコってどんな国?

アジアとヨーロッパの間に位置するトルコは、貿易の要所として古くから栄え、近年ではEU加盟候補にもなっています。成長著しい新興国として知られるブラジルや中国、インドなどを追う新たな勢力になると予想されるトルコ。国の経済力を表すGDPのランキングでも17位(2008年)と予想を裏付ける実績もみられ、今後の成長が期待される国であることは間違いありません。

ただ一方で、物価の上昇率や失業率が高く不安定な面があることも事実。他の新興国と同様に、トルコリラ建ての金融商品に投資する場合も大きなリスクを覚悟しておくことが必要でしょう。

トルコリラの動き

高い金利とともに、うまい具合に円安が進めば為替差益が得られるとあってトルコリラ建ての金融商品を購入する人が増えていますが、トルコリラは相対的に値動きが大きいことが特徴。1トルコリラ90円台という時期もありましたが、リーマンショック後は1トルコリラ50円台まで円高が進みました。

ドルやユーロなどに比べると取引される量も少ないため、レートの動きはしっかり確認しておきたいもの。トルコリラの表示は「TRY」。チャートは、大和証券のWebサイトやYahoo! Finance(英語)で利用することができます。

トルコリラ建ての金融商品

トルコリラ建ての金融商品の数は少なく、一部の証券会社がリラ建て債券を取り扱っている他、一部のFX会社で取引可能となっています。

トルコリラ建ての債券は、大和証券マネックス証券などで購入することができます。ただし、常に取り扱っているわけではなく、その時々で債券の種類も変わるため、詳細は各金融機関のWebサイトで確認してください。


【為替レートの動きが分かるWebサイト】
【トルコ共和国の基礎情報】
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