「待機」に甘んじる必要はありません!
昨年秋からの急激な経済の悪化によって、多くの人が仕事を求めるようになってきています。それまで働いていなかった専業主婦などはもちろんのこと、男性でも派遣や非正規社員で仕事を失い、新たに仕事を探している人が大勢います。「働かなければ暮していけない」という現実があるのに、一方で、保育所が足りず、子どもを預けられずに困っている人も大勢います。3月に実施されたホットラインにも、「保育所に入れず、5歳の子どもが1歳の子どもの世話を1日している」「母子家庭で時給のアルバイトでの生活なのに、子どもを保育所に入れられず困っている」といった、本当に悲惨で切実な声が多数寄せられました。
子どもを預けられなければ、家に置いてでも、働かなければ暮せないという現実があるのです。もう「待機」に甘んじていることはありません。一刻も早く十分な保育所を作って!……そんな怒りの声を届けてください。現実を変えるのは、今、まさに困っている人たちの声です。少しでも困っていることがあれば、ホットラインに電話してみましょう。保育所の園長先生などが、親身なアドバイスをしてくれますよ。
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