ともに、プールなどでうつることもあるともいわれています。水いぼはともかく、「シラミなんて!」と仰天する方も多いかもしれません。でも、シラミはここ数年、全国の幼稚園、保育園、小学校で流行中なのです。
水いぼがある間はプールに入れない?
プール開きに伴い、気をつけたいのが水いぼとシラミ |
実は私も小学生の頃に水いぼに悩まされていた時期があります。指にたくさんできてしまい、鉛筆で字を書くときに恥ずかしくて、いつも手で覆って人から見えないようにしていました。診察していただいた皮膚科では「自然に治るから」と治療も投薬もなし。「解毒効果があるハト麦茶を沸かして、毎日家でそれを飲むように」と言われただけでした。今思えば、自然派のドクターだったのだなぁ……と感心しますが、それでは安心できずに別の皮膚科に行くと、ピンセットでギュッと取られてしまいました。痛くて泣いた記憶があります。
特に、プールの時期には幼稚園・保育園側から、「水いぼがある間は、プールには入らないでください」と言われる場合も多いようです。現在では、多くの皮膚科で「水いぼはプールに入っても大丈夫」という見解になっており、園でも「プールOK」のところも増えていますが、まだまだ「プールNG」のところもあるようです。
放っておけば自然に治る水いぼですが、気をつけたいのは、アトピーなどで皮膚が弱いお子さんの場合。かゆみが出て、かき崩してしまう場合もあるので、早めに皮膚科で診察を受けた方がよさそうです。プールについても、刺激が増えるのでドクターに相談してみましょう。