これからお子さんの保育園入園を考えているママ&パパさん、「保育園の基礎知識(1)」は読んでいただけましたか?
「保育園の基礎知識(1)」では「保育園って、幼稚園とどこが違うの?」「認可・無認可(認可外)って何?」についてお話しました。
今回は、認可・認可外の保育園やベビーシッターなどを含めた保育サービスの説明と、認可外保育園の選ぶ場合についてです。
特に、「保育サービスの種類」について参考にしたのは、主に「保育園入門書の決定版2冊紹介!」でご紹介した2冊です。
保育園について、より詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
これらの知識・情報を参考に、私自身の経験や見聞きしたことを合わせてまとめました。
1 保育サービスの種類
2 認可外保育園を検討する場合
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1 保育サービスの種類
(1)認可保育園(国が定めた認可基準を満たしている)
(A) 公立…区市町村が運営。
(B) 私立…主に社会福祉法人、一部企業やNPOなどによる運営。公立園より独自色を打ち出している園もある。
(2)認可外保育園(認可園以外の園)
(C) 自治体の助成を受ける認可外保育園
…国の認可基準は満たしていないが、自治体が独自に決めている基準には達していて、自治体から助成を受けて運営されている。
(D) 事業所内保育所
…企業が自社の従業員のために設けている保育所。病院などに多い。
(E) その他ベビールームなど
…その他の、公的な助成を受けていない施設。月極(「1カ月○○円」)の他に、時間預かり(「1時間○○円」)を行っている場合が多い。保育内容・施設ともに実態は様々。
(3)個別保育(保育園ではなく、個別に保育)
(F) 保育ママ
…自治体による運営。補助が出るので、個別保育の中では比較的割安。認可園に入れなかった3歳未満の子どもを持つ保護者に利用されることが多い。
(G) ベビーシッター
…ベビーシッター会社による運営。長時間利用するとかなり高額になるので、二重保育として利用される場合が多い。詳しくはこちら。
(H) ファミリー・サポート・センター
…自治体による、地域住民の相互扶助のための制度。個別保育の中では比較的割安だが、一般住民の援助活動という位置付けなので、やはり二重保育として利用されることが多い。詳しくはこちら。
(I) 子育て支援NPO
…ファミリー・サポートと同じような育児支援を行うNPO。