改革途中のドライでわかりやすい制度

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大阪の公立高校には推薦入試制度はなく、前期・後期の2期制で試験が行われます

公立高校の場合、通学区域を確かめて、あとは自身の適性と希望から志望校を選ぶだけというわかりやすい制度になっています。普通科(総合選択制を含み、単位制高校を除く)は府下4学区制(近い将来、学区はなくなる予定)。その通学区域内から志望校を1校選んで受験します。

最大の特徴は、国公立大学入試のように前期・後期の2期制を採用していること。それぞれ2月下旬、3月下旬が実施時期です。前期で合格すれば後期の出願はできません。他府県によくみられる推薦選抜と特殊選抜はなく、勝負は2回。

前期では5教科(国語・数学・英語・理科・社会)それぞれ50点(計250点)に加え、調査書の必修全教科の総合点を判断資料として合否が決定。後期は各教科が80点満点となり学力重視傾向だが、内申点と学力検査の比重は約4:6、約5:5、約6:4の中から各高校が選択します。

ただ、内申に含まれている美術や音楽などの副教科の点数はとても重要。当日の試験は概ね総得点の50%にしかならないことを認識してください。内申の点がひどく低いのに、いわゆる大逆転を目論んで上位校を受験しても合格は難しいでしょう。

私立高校はほぼ全校が同一日程で試験を行うので、実質的には受験できるのは「公立1校、私立1校」というのが平均的な受験日程になっています。自分の位置をドライに見すえ、学校選びをしてください。