株主優待をもらうには？
株主になる楽しみの1つは、株主優待。自社製品とか商品券、割引券など、もらって嬉しいものも結構あります。株主優待をもらうには、権利確定日まで株を保有して株主名簿に名前を載せる必要があります。権利確定日はその月の最終営業日なのですが、名簿に載るまでには3営業日かかるので、逆に考えれば、権利が確定する3日前まで株を持っていればいいことになります。（この日を「権利付最終日」と言います。）
権利付最終日が過ぎれば優待はもらえるので、最短で翌営業日には株を売ることができます。この日を権利落ち日といいます。
9月でいえば、30日が権利確定日で、27日（月）が権利付き最終日。権利落ち日が28日です。つまり、28日には株を売ることができるわけです。
人気の株主優待はこれ！
では、具体的にどんな株主優待があるのでしょうか。人気の優待といえば、カゴメです。100株以上1,000株未満保有で1,000円分、1,000株以上保有で3000円分の自社製品がもらえます。ちなみに、年に2回。ディズニーランドもしくはディズニーシーの1日パスポートがもらえるオリエンタルランドも、根強い人気です。持ち株数によってパスポートの枚数は変わってきて、100株であれば1枚、200株であれば2枚、3000株以上持てば6枚もらうことができます。オリエンタルランドも年に2回優待を出します。
さらに人気の優待として認識されているのが、全日空（ANA）の株主優待券。これは1枚につき片道1区間の運賃が50％オフになるという、なんとも嬉しい優待券です。1,000株保有で1枚、2,000株保有で2枚、4,000株で4枚、1万株の場合には7枚です。（4,000株以上は2,000株につき1枚）。詳しいことは全日空（ANA）のサイトで確認してください。
とにかく9月は「優待月」といってもいいくらい、優待で賑わう月。どんな優待があるのか調べてみて、お得に株をはじめてみるのもいいかもしれませんね。
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次回は、「うちにもあった！家庭の埋蔵金を発見！」を紹介します。お楽しみに！
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