資産運用/資産運用をするときの鉄則

賢い投資家が貫く投資ポリシーって、なんだ?(2ページ目)

自分の感情や経験だけでマーケットに対峙すると痛い目に会います。まずは、投資ポリシーを心の中でしっかり固めることが大事なのです。それにしても、投資ポリシーっていったいなんなんでしょう?

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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短期投資をしない

5年以内に使うお金で投資をしてはいけません。
なぜなら、5年経てばどんな暴落からもマーケットは立ち直ってきたからです。
最悪の場合でも5年経てば元本割れを回避できると考えれば、リスクを負った投資に踏み切る勇気が出るものです。
もっとも危険なことは足の短い資金で大胆な勝負に出ることです。資金の色分けをしたうえで、資金使途に合った運用方法を決めてください。

集中投資をしない

投資はギャンブルではないので、思い入れや感情で賭けてはいけません。直感というのも当てにできません。
もっとも合理的な投資方法は分散投資と決まっています。
徹底的な分散で、極端な損失が出るのを防ぐことこそ、誰にでもできるリスクマネジメントなのです。

分散は臆病者の投資法などと軽べつするのは、天才投資家のすることです。ほとんどの人は迷わず分散投資に徹したらいいですね。
マーケットのグローバル化では分散が無意味になる、などと片付けるのも、単純化のの誤びゅうです。

レバレッジをかけない

レバレッジをかけるとは、身の丈のを越えた投資をすることです。うまくいけば収益率はグンと良くなりますが、裏目に出れば「追証」を求められたり、
資産を没収されたりします。普通の人が関わるべき手法ではありません。
これを具体的にいえば、借金をして投資をしてはいけません
株を借りて投資をしてもなりません。差金決済で外貨を取引するのも高リスクです。
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