全く新しいコンピュータ、それがiPad
発売から爆発的な人気を誇るiPad。iPadとはアップルが販売する新しいコンピュータだ。世間では「タブレットPC」あるいは「スレートPC」というカテゴリーで語れることが多い。iPadはいままでにない全く新しいライフスタイルを提供してくれる
アップルでは、iPadをiPhoneとノートパソコンの「MacBookファミリー」の中間に位置づけている。両社の中間を埋める、3つめのカテゴリーとしてのラインナップとなっている。
iPadには無線LANを内蔵したモデルと、無線LANに加えて、3G回線に接続できるモデルの2種類が存在する。3G内蔵モデルであれば、自宅だけでなく、外出先などでもインターネットに接続することができる。
本体重量はWi-Fiモデルは680g、3G+WiFiモデルは730g。「思ったより軽い」という人もいれば「長時間、持ち続けるにはちょっと重いかも」という人もいて、感想は人によって異なる。
価格は、一番安価なモデルで4万8800円(Wi-Fi、16GBモデル)、最も高価な3G通信にも対応した64GBモデルで8万1800円となっている。
大型のタッチパネルがiPadの最大のポイント
iPad最大の特徴が、9.7インチの大型タッチパネル。「iPod touchが大きくなっただけ」とも言えるが、この「大きくなった」というのがiPadにとってはとても重要なポイントだ。画面サイズは9.7インチ。大きくてみやすいのが特長
大きな液晶を採用したことで、とにかくウェブ画面などがとても見やすい。一度にウェブ画面を広々と確認できるので、必要な情報をすぐに見つけ出すことができる。気になる情報はすぐにタッチして拡大できる。
本体内部に「加速度センサー」と呼ばれる機器が入っており、画面を縦や横にすると、自動的に向きを判別して、画面表示を切り替えてくれる。余計なことを考えずに済むので、快適に操作ができる。
バッテリー寿命が長い
iPadの長所としてバッテリー寿命の長さが挙げられる。10時間程度のバッテリー寿命であるため、1日中、外で使っても電源の不満はない。東京―ロサンゼルスの飛行機のなかで、ずっとiPadを使って映画を見てもバッテリーが切れない、というのがセールスポイントだったりする。次のページではiPadに一番期待されている、あの機能について紹介しよう。