株式戦略マル秘レポート/西村剛の「統計で勝つトレード」

参議院選挙後は株価下落?上昇?(2ページ目)

7月11日は参議院選挙です。国勢選挙の結果は日本経済や株価にも影響を与え、選挙の結果次第では株価が大きく動く場合もあるでしょう。そこで今回は過去の選挙後における株価動向について統計的に分析しました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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2004年参議院選挙後の株価動向

2004年も選挙直後は上がったもののその後は下落

2004年も選挙直後に資産曲線は上がったもののその後は下落

2004年参議院選挙後の資産曲線の推移は上のグラフのようになりました。

2004年7月に行われた参議院選挙では株価のピークは2日後、大底を打ったのは25日後となりました。2004年も選挙直後は買われたもののすぐに失速したことが読み取れます。

それでは前回の参議院選挙後はどう株価が動いたのでしょうか?

2007年参議院選挙後の株価動向

2007年も過去と同じ下落傾向に

2007年も資産曲線は過去と同じ下落傾向に

2007年参議院選挙後の資産曲線の推移は上のグラフのようになりました。

2007年7月に行われた参議院選挙では株価のピークは2日後で、いったん底を打ったのは15日後となりました。2007年も2001年、2004年と同じく株価は選挙直後に買われたもののすぐに失速したことが読み取れます。

今回の参議院選挙後の株価動向は?

これまでの検証から参議院選挙後、1、2日は株価が上昇するもののすぐに下落に転じる傾向にあることが分かりました。今回の検証はもちろん過去の参議院選挙3回分の分析であり、選挙後に株価が下がったのは偶然かも知れません。しかしながら「二度あることは三度ある」とも言われます。選挙直後に株式を売却しいったん様子をみるのも手ではないでしょうか。


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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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