「早起き上手」は「貯め上手」
この春KDDIと、じぶん銀行の共同サイトを見ていてビックリ!(残念ながらこのサイト、期間限定のサイトだったため今は見られないのですが)「早起き上手」は「寝坊常習犯」よりも、約100万円も貯蓄額が多いというデータが出ていました。「早起きは三文の得」じゃなくて、「100万円貯まる」だったのですね!興味深かったのは、貯金の使い道ランキング。「早起き上手」は1位「旅行」、2位「車」と、目標決めてしっかり貯金しているのに対して、「寝坊常習犯」の1位は「食費・日用品」。お酒、家電、服など、貯める前に貯金を使ってしまうという傾向がハッキリ分かったのです。
やっぱり、「お寝坊さんで貯金なし」よりも、「早起きさんで貯め上手」の方がいいですよね。貯金も、早起きも生活習慣なので、ちょっとその気になればすぐに出来ます。1分間で片付けられる!とか、10分で英会話が出来るようになる!みたいな本を1冊読むよりも簡単かもしれません。
実は、私もお寝坊さんでした・・・
私は、マイホームもキャッシュで買おうと思ったくらいお金を貯めるのは大得意なのですが、早起きに関しては大の苦手でした。というのも、小学生の頃からラジオの深夜放送を聞くのが大好きだった、筋金入りの夜型人間。アラフォーで出産してからも夜型人間としての生活習慣は変わらず、子どもが保育園に行く時間もクラスで最後でした。ところが、今年の春のある日転機は訪れます。
たまたま早朝5時にメールを出したら、お客様から「山口先生って、すごいですね!あんなに早く起きて仕事をしていらっしゃるんですね。私も頑張らなきゃ!」と、お褒めの言葉をいただきました。いつもと同じメールを出しただけなのに、「早朝」というだけで、私の価値が知らぬ間に上がりました。確かに、夜中の2時に出すメールだとだらだら仕事をしているか、自分のメールが後回しにされたような印象があります。ところが、早朝に出すと、「一番にメールをくれたんだわ!」とか、「この人ってすごい!」という印象に勝手になる事が判明。私としては、徹夜で夜中にメールを出す方が、寝ていないのだし大変なのに、ちゃんと寝て朝早く出す方が好印象だなんて思ってもみませんでした。
じゃあ、40年以上続いた習慣をちょっと変えてみよう!と思ったその日は、成功に結びつく運命的な日だったのです。
なぜ、その日が運命的な日だったのか?