知的探究心を育む独自カリキュラムを実践 堀川高校

京都府下の公立トップ校であり、関西を代表する公立高校でもある堀川高校

京都府下の公立トップ校であり、関西を代表する公立高校でもある堀川高校

京都市立堀川高校は、1908年に「京都市立高等女学校」として誕生。1928年に「京都市立堀川高等女学校」と改称。1948年の学制改革以降、普通科・商業科・家庭科・音楽科を設置する「京都市立堀川高校」となる。1997年からは普通科のみの単科となるが、1999年、全国初の専門学科、人間探究科と自然探究科を設置。普通科の役割を担いながらも探究科設置校ならではの取り組みも行われている。

想像力と創造力に富み、判断力と行動力のある「自立する18歳」を育成するため、同校が最も大切にするのが生徒の「知りたい」という知的探究心だ。普通科に「総合探究」、探究科に「探究基礎」の科目を設定し、知的探究心をより確かなものにさせている。

「探究基礎」では、まず第1段階として、適切な情報収集能力を養うために図書館活用やコンピュータ活用を指導。そのうえで、論文作成、プレゼンテーションをグループごとに実施させる。第2段階としてグループゼミで「もっと知る」ための探究能力を磨いた後、最終段階では自分で作成した研究計画書に従って個人研究に取り組み、その成果を9月中旬のポスター・セッションで発表する。

なお、第2段階からは、理数系はスーパーサイエンスハイスクールの取り組みのひとつとして、京都大学大学院生など10名がティーチングアシスタントとして指導。文系も現役大学院生が指導にあたるので、かなり本格的な研究が行えるようだ。