高度で深みある理数教育を実践 西大和学園高校

関西最難関の私立共学校である西大和学園

関西最難関の私立共学校である西大和学園

1986年の創立以来、「次代を担う高い理想と、豊かな人間性を持ったリーダーの育成」を目標に、高度な教育を実践してきた西大和学園高校。2002年度に続き、2007度もスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、独自のSSHプランによる理数教育の充実を図っている。最初の5年間は、大学や研究機関との連携を図りながらSSHの土台づくりを行った。

科学への興味や関心を高める体験的なプログラムを充実させたことによって生徒のモチベーションも高まり、指定4年目に京都大学工学部に現役40人が合格という成果が表れた同校。2007年度からはSSHの新しい取り組みとなる「西大和学園スーパーサイエンス+(プラス)プラン」を構築し、在校生全員がサイエンスに触れることができるような内容を追求している。SSHプログラムは学校行事やクラブ活動と融合しながら実施されているものが多く、通常の時間外に学年や文理の枠を超えて参加できるのが特徴だ。

数多くのプレゼンテーションを体験することで論理的思考や表現力、文章力、英語力の向上を図りつつ、芸術や社会学などの教養的要素を付加した幅広い「知」の創造に力が注がれている。 

多くの大学や研究機関と組み、魅力的なプログラムを展開

卒業生との連携を強化し、大学や研究機関との魅力的なプログラムを数多く持つ同校。中でも、京都大学やNAIST(奈良先端科学技術大学院大学)、関西光科学研究所で実習を行い、最先端技術や研究に携わりながら手法や技術を習得できる「サイエンス研究」は注目のプログラム。その他、1年次には日本科学未来館や東京大学(工学部研究室、先端科学技術研究センター等)で文理の最先端を直に体感する「東京サイエンスセミナー」も実施している。

もともと理系進学者が多いが、自らの興味や探究心に基づく進路選択を促すためにSSHのキャリア教育としての側面を強く意識しているのも特徴のひとつ。SSHの卒業生の中には、大学院の研究室や企業の各分野のリーダー的存在となる者も出ている。高校時代に最先端の科学技術や研究に携わることで自信を持って大学に進学し、夢をカタチにしてきている。

また、大学・大学院に進学したSSHの卒業生が、TA(ティーチングアシスタント)として活動に参加する「スーパーサイエンスOB会」など、在校生へのフィードバックを目的とした活動も積極的に行いながら、将来進むべき道を見つけられる自由で幅広い探究プログラムを展開していくそうだ。