道頓堀の浮世小路に「一寸法師大明神」の祠を発見!

誰もがご存じのおとぎ話「一寸法師」の出発はなんと道頓堀!? 意外な道頓堀の物語に迫る
長年、子供のいなかった老夫婦が神社に参詣したところ、子宝に恵まれて男の子を出産する。ところが男の子は一寸(約3センチ)ほどの大きさで全く成長しない。不思議に思っていたが、ある日突然「鬼退治に行く」といってお椀の舟に乗って川から京の都に上って見事に鬼退治を果たす……といえば誰もがご存じの一寸法師の物語。実はこの一寸法師が道頓堀発祥の物語というのをご存じだろうか?

くいだおれのまち・道頓堀。ネオンサインが輝く大阪ミナミを代表する繁華街だが、その一角にある大阪うどんの老舗「今井」の東側と、隣のパチンコ店の間に、細い細い通りがある。よほど注意しないと通り過ぎてしまうような裏路地だが、幅は約1.2メートル、長さは約48メートルほどもあって、道頓堀商店会から法善寺横丁につながっている。通称「浮世小路」と呼ばれおり、この浮世小路を中に進むと、狭い路地の西側の壁面になにやら奇妙な祠が見える。近づいてみると「一寸法師大明神」と書かれていて、上には額縁が掛かっている。そこには「昔、この道頓堀川から一寸法師様の物語は始まりました」と書かれている。