韓国の焼肉・肉料理
上等な韓牛の焼肉はほっぺたが落ちそうになります |
カルビとはあばら周辺の肉のことです。韓国ではカルビと言えば、一般的に牛カルビを指し、醤油や砂糖などで下味をつけたヤンニョム(薬味)カルビと肉本来の味を楽しむセン(生)カルビがあります。お肉に味噌をつけサンチュに包んで食べると野菜も一緒に摂れるのでいいですよ。柔らかくジューシーな牛カルビは何度食べても美味しいもの! 今度の韓国旅行でも外せませんね。
韓国で最も身近な肉と言えばコレ! |
豚の三枚肉を使った焼肉のこと。下味を付けたサムギョプサルを鉄板で焼き、岩塩入りごま油やサムジャン(味付け味噌)につけ、にんにくやキムチと一緒にサンチュで包んで食べるのが美味しい食べ方です。最近ではワインや緑茶、ハーブなどで下味付けをしたサムギョプサルも大人気。適度に柔らかく香ばしいお肉は、口に入れると舌にじゅわっと肉汁が広がり、まさに激ウマ。
牛カルビと比べて値段も安いので、会社や友人同士の飲み会ではサムギョプサルをつつきながら飲む、というケースが多いんですよ。韓国では、サムギョプサルの焼肉を扱う店がかなり多く、街の至る所でサムギョプサルの看板を掲げるお店を発見できます。日本では焼肉のお供と言えばビールが一般的ですが、韓国では断然焼酎! アルコール度数高めの焼酎をキューっとやりながら食べるのが本場流です。
注文するとき何も言わなければ辛めで出てきます |
ぶつ切りの鶏モモ肉とキャベツ、サツマイモ、トック(餅)、にんにくなどをコチュジャンで絡めながら円形の大きな鉄板で炒めた料理。江原道、春川市の名物料理として有名です。一般的に味は辛目。でも、辛いのが苦手な人は、注文するときに「あまり辛くしないで下さい。(トル メプケ ヘジュセヨ)」と一言いうと、辛さダウンで調理してもらえます。8割方食べた辺りでちょっと休憩し、ごはんを注文しましょう。店員さんが、残ったダッカルビの具材とごはんをゴマ油で炒めてチャーハンにしてくれます。
炭火焼きするプルコギもあるんですよ! |
醤油、砂糖、ごま油、砂糖、りんごやナシ、にんにくなどで作った甘口のタレで長時間漬け込んだ薄切り牛肉を、中央が盛り上がったプルコギ専用鍋で焼いた料理。鍋のふちに溜まった肉汁に漬けた後、中央の盛り上がった部分で焼くのがツウの食べ方。専用鍋で焼いて食べるほか、プルコギで有名な慶尚南道、蔚山付近の彦陽では、薄切り牛肉を網で挟んで炭火焼きするスタイルが一般的。プルコギは牛肉だけでなく、豚肉で作るデジ(豚)プルコギもあります。
キレイになりたい人ひ必食! |
数ある肉料理の中でも、美容効果の高いメニューと言えばチョッパルです。チョッパルとは、豚の足を茹でたものを、薬味が入った醤油ベースのタレで煮込んだ料理のこと。脂肪は全てゼラチン状に固まっており、コラーゲンがたっぷり! ツヤツヤの髪、弾力あるぷりぷりのお肌づくりに最適。老化防止にも効果的なので女性ファン多い美容グルメです。お酒のおつまみとしてもよく合うので、男性は韓国焼酎と一緒にいかがでしょう?
また、同じく豚肉を茹でた料理にポッサムがあります。油はしっかり落ちているので、さっぱりとした口当たり。キムチととても相性が良く、ポッサムとキムチを一緒に頬張るのが美味しい食べ方。整腸作用やダイエット効果のあるキムチと、コレストロールが低く、ビタミンB&たんぱく質たっぷりの豚肉パワーで疲れた体も元気に回復です。
ほのかに甘く香ばしいユッケ! 新鮮な肉でなければ作れません |
生の牛肉を細切りにして、松の実、ごま油、醤油、コチュジャン、砂糖などで揉みこんだ料理です。お皿に盛られた梨と卵をしっかり混ぜて食べると美味しさ倍増! 冷たくて柔らかいユッケは口の中でとろけそうに香ばしく、1度食べたらホントにやみつきになっちゃいます。
■キムチチム 辛さ:3 価格:6,000ウォン~
キムチチムは、熟成させたキムチとぶつ切り豚肉を煮詰めた料理のこと。豚肉はびっくりするほど柔らかく、口の中でとろけそうな感触。キムチは酸味とピリ辛具合が程よく調和し、絶妙のウマ味。キムチのカプサイシン効果が発揮される美容食です。
韓国のご飯料理
ビビンバはやっぱり本場韓国で食べなくっちゃ! 美味しくてビックリするはず! |
韓国式混ぜご飯がビビンバです。ナムルとご飯をコチュジャンやごま油で混ぜて食べます。真鍮製の器に入ったものと石釜に入った石焼ビビンバがあります。美味しく食べるコツはスッカラク(スプーン)でしっかりと混ぜること。ご飯に素材や薬味の味が染み込んで深い味になります。ビビンバで有名なのは全羅北道の全州ビビンバで、なんと韓国の無形文化財に指定されているんです! ソウルでも全州ビビンバを出す店があるので是非一度味わってみてください。