韓国/韓国基本情報

韓国の季節の行事・祝日・イベント(4ページ目)

知っておくと便利な韓国の祝日やイベント情報を季節別にご紹介します。旅程を合わせて出かけると楽しいイベントや、避けた方がいい祝日などがあるので、旅のスケジュールを決める前にチェックしてみてください。

松田 カノン

執筆者:松田 カノン

韓国ガイド

韓国の冬(12・1・2月)の有名な行事

ソウルの冬は寒いけれど、屋台のあったかいおでんや、唐辛子料理が特別美味しく感じる季節!
韓国の冬は寒さが厳しいため、暖かい服装でいることが観光を楽しむ一番のポイントです。マフラーや耳あて、手袋もマストアイテム! 特に寒がりな人はカイロなどを持参してもいいかも。外がしばしば氷点下になるのに対して、室内はオンドルなどの室内暖房のおかげでまるで春のようにぽっかぽかです。着脱が簡単にできる服装なら、温度調節がしやすいですよ。

ソウル市庁前のソウル広場には、スケートリンクも登場し、カップルや親子連れで賑わいます。このエリアを中心に、クリスマスと新年に向けて町がライトアップされるためとってもきれいです。寒い日ほど食べて欲しいのがピリ辛のチゲ(鍋料理)。冷えた体を芯からあっためてくれ、パワーを復活させてくれます!

年末から新年にかけての比較的短い期間でセールが行われますが、この時期を逃しても大丈夫。さらに大きなセールがソルラルという旧正月の後に開催されます。20~80%オフと、かなり大幅なプライスダウンが。ショッピングのチャンスです!

■12月25日:クリスマス……祝日
韓国ではクリスマスは公休日です。この時期は町がライトアップされてキレイ。ソウル市庁前のソウル広場には、ルミナリエや巨大ツリーが登場します。ちなみに韓国では、仏教徒に続きキリスト教徒が多いため、教会に足を運ぶ人も多いんですよ。

新年を迎えると同時に打ち上げられる花火
■1月1日:新正月(シンジョン)……祝日
陽暦のお正月です。韓国では旧暦のお正月を盛大に祝うので、韓国の人たちにとっては、陽暦のお正月は日本ほど大イベントではありません。休みは1日のみなので帰省する人もあまりおらず、静かに家で過ごしたり、友人同士で遊びに出かけたりする人が多いよう。レストランなども通常営業する店が比較的多いので、観光に大きな影響はないでしょう。31日の夜には、鐘路にある普信閣で除夜の鐘が鳴らされ、花火も打ち上げられます。また歌手たちのコンサートが行われTV中継される点は、日本の大晦日と似ています。

 

ソルラルにはみな実家に帰り先祖の供養をします。最近では韓服を着る人は少なくなりましたが、お正月だけは韓服を着る人も
■2月13~2月15日:旧正月(ソルラル)……祝日
陰暦が生活に溶け込んでいる韓国では、ソルラルがいよいよ元旦本番です。ソルラル当日を挟んで、前日、翌日の計3日間がお休みとなるので大部分の人が故郷に里帰り。その風景は秋夕と似ており、連休初日はソウルから地方に下る高速道路が大渋滞。KTXのチケットも完売状態なので、この時期にソウルから地方へ移動するのは絶対NGです! ちなみに韓国の新年の挨拶は「セヘボンマニバドゥセヨ(新年の福をたくさんお受けください)」。是非使ってみてください。

休日の間は、レストランやおみやげ屋さんなどお店の多くが閉店状態。最近では連休を通してオープンする店も増えましたが、やはり観光で訪れるならこの時期を外すのが無難です。

写真提供:韓国観光公社
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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