韓国/韓国基本情報

韓国の季節の行事・祝日・イベント(2ページ目)

知っておくと便利な韓国の祝日やイベント情報を季節別にご紹介します。旅程を合わせて出かけると楽しいイベントや、避けた方がいい祝日などがあるので、旅のスケジュールを決める前にチェックしてみてください。

松田 カノン

執筆者:松田 カノン

韓国ガイド

韓国の夏(6・7・8・9月)の有名な行事

光化門広場には噴水が登場。暑いけれど、ぬけるような青空がすがすがしい!
夏は30度を越える日差しの強い日も多いので、この時期の観光には帽子やサングラスはかかせません。でも湿度はあまり高くないので、体感温度は日本の夏よりちょっと低め。それでも観光の合間に水分補給と休憩をしっかり取ることが大事です。

暑さを乗り切り楽しく観光するためにオススメな食べ物を少しだけご紹介します! 夏に大人気のスイーツ、パッピンス(カキ氷)は、たっぷりのフルーツと柔らかなソフトクリームのハーモニーが最高! 繁華街には必ずパッピンス専門店があるので是非食べてみてください。そして、なんと言っても冷たい冷麺は外せません。冷麺は実はもともと冬の味覚なのですが、夏にも大人気。また、滋養強壮によく効くサムゲタンもグッドです! 夏にはサムゲタンを食べると健康に良いという三伏の日もあります。

7~8月上旬までは、デパートや免税店などで大セールが行われます。免税品などは普段の20~70%ほど安く買えるものもあるのでチャンスです!

■5月26~31日(陰暦の5月3~8日):江陵端午祭
江原道の江陵とその周辺地域で行われる豊作祈願の祭りで、2005年にユネスコ世界無形遺産に指定されました。巨大なブランコこぎや、菖蒲が入ったお湯で髪を洗うなど、昔から端午に行われてきた風俗を体験できます。

■6月6日:顕忠日(ヒョンチュンイル)……祝日
朝鮮戦争で殉死した兵士たちを追悼・顕彰するための記念日。国立ソウル顕忠院で追悼式が開催され、国旗敬礼や黙祷が行われます。

みんなでワイワイ、体中泥だらけ。美容効果も期待できる!? 韓国一個性的なフェステバルです
■7月11~19日:保寧マッドフェスティバル
忠清南道の保寧市は、なんとイスラエルの死海の泥よりミネラルが豊富とか。そのため、この地域の泥を使ったパックは美容効果が高いことで注目を集めています。そんな貴重な泥を全身に塗りたくり、踊ったりマッサージをしたり相撲をしたり……とにかくはしゃぎまくる一風変わったお祭りです。200万人以上の人が参加し、外国人参加者も8万人を越えるほど人気。一度は参加したい!

 
■8月15日:光復節(クァンボクチョル)……祝日
1945年8月15日に日本による植民地支配から解放され、大韓民国として独立したことを祝う記念日。チョナンという地域にある独立記念館で記念式典が行われるほか、ソウルでは市庁前のソウル広場でコンサートなどの大規模なイベントが催されます。この日は全国各地で様々なイベントが行われ、一般家庭でもベランダに国旗が掲げられます。

8月15日前後には、メディアでは日韓の歴史問題などを取り上げた番組が報道されたり、小規模なデモが行われたりすることがありますが、あえて刺激をするような行動をとらない限り、旅行に危険はありません。大部分の韓国人は、歴史を振り返り記憶にとどめるとともに、休日をゆっくりと自由に過ごしています。
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