株価は日々動いて当たり前、値動きに慣れましょう。 |
いろいろ銘柄を調べているうちにこれだと思う株を見つけてしまうとついつい惚れ込んで、よーし、買えるだけ買って勝負だ! と投資資金すべてもその銘柄に注ぎ込んだはいいものの、少しの値動きではらはらどきどきし、耐えられなくなって結局損切り・・・。売ったとたんに株価上昇・・・。
そんな経験ありませんか?今回のテーマは、そんな貴方に役立つ「急激な値動きに負けない株購入方法」です。
少し愛して。そして長く愛して!
始めにたくさん買わず、少しだけ買って様子を見て、その後自分の思い通り、少し株価があがってきたら買い増す。もしくは下がってきたら買い増すことが大切です。一度に全てを買わず、一定の時間をおいて買い増すことによって時間分散を図ります。
最初に買ったあと株価が上がれば、「儲かったねじゃもう少し買おう」と思えますし、下がれば、「安く買い増しできてよかった」と喜べますよね。
自分の精神を落ち着かせておける投資方法を見つけることが、銘柄選びと同じくらい大切です。気に入った銘柄を一定の間隔で少しずつ買い増して、長く保有することが安定的な株式の基本です。
売った株の株価は見ない!
じっくりとのんびり付き合いましょう。 |
『はじめチョロチョロなかパッパ』
ある程度経験を積んで、なんとなく株価が上がるタイミングが掴めてきたなーと思う方や購入タイミングで更なるリターンの拡大を狙いたい方は、はじめちょろちょろ、なかぱっぱ大作戦がおすすめです。
はじめチョロチョロなかパッパとは、お米を炊くときに、はじめは弱火でじっくり炊いて水分を十分に吸わせて、仕上げは短時間強火で一気に炊き上げる「ご飯の炊き方」なのですが、株式投資にも当てはまります。
はじめは少しだけ買ってみて、十分に企業内容を調査し自分の中でその企業の情報を十分インプットさせ、株価が上がりそうなタイミングを見計らって残りの購入予定金額分を一気に買ってしまうことです。
十分に調べた結果、期待はずれの場合損が出て売却しても、損失は少なく出来ますし、逆にタイミングが当れば大きな利益も狙えます。 大切なのは、「企業を良く調べる」ことと、「時間を分散させて株を購入する」ことです。
自分に合った売買ルールを作ろう
株式投資に「絶対」はありません。自分の思い通りにならなかった場合の対処も含めて、きちんとした売買ルールが必要です。 ルールは人それぞれです。今回は私の売買ルールをご説明いたします。『上がっても、下がっても、なぜか儲かった気分になる方法』
予想より損失が少ないことも得したことになります。 |
- まず企業を調査し、良い銘柄を見つけます。
- 次に購入予定株数を決めます。
- まず、購入予定株数の1/3の株数を買い付けます。
- 株価が10%、20%と自分で決めた割合だけ上昇した場合、もしくは下落した場合、購入予定株数の1/3を買い付けます。
- 株価が4の水準から上昇した場合さらに1/3買い増し、目標株価近辺まで達した場合、売却します。逆に4の水準から株価がさらに下落した場合や業績にマイナスの変化が見られた場合、売却します。
株式投資は不確実な世界です。あらかじめ予想に反した場合の対処法や損切りルールを明確にしておくなど、自分の精神を落ち着かせておける投資方法を見つけましょう!
【関連記事】
【関連リンク】