2009年1月に株券電子化が実現
2009年1月に株券電子化が実現されます。あなたのまわりにもタンス株券や所在不明株が無いでしょうか。「自分は関係ない」「自分は証券会社に預けているから大丈夫」と思っているあなた、もしかすると知らないところにあなたの株があるかもしれません。油断大敵! あなたにも、知らずに持っている株があるかもしれません |
タンスに眠る株券、いわゆる「タンス株券」は、このケースに当たります。まずは、自宅のタンスに忘れられた株券がないかどうかをチェックしましょう。
【参考】
持ち主不明の所在不明株
「株券なんてすでに証券会社を通じて、ほふりにしてあるよ!」と思ったあなた、本当にそうでしょうか?
実は企業が配当金のお知らせや株主総会のお知らせを送付しても、宛名知らずによって戻ってきてしまうケースが少なからずあります。例えば、老舗の新日鉄のような企業では、全体の約5%もあるのです。このような株は一般的に「所在不明株」と呼ばれています。
なぜ所在不明株が存在するのか?
株主が誰か分からない、所在不明株はなぜ存在するのでしょうか? 住所変更を忘れていたり、他人名義の株券を持ったまま引越しをしたり、といった様々な理由が考えられます。なかでも一番大きな理由は、相続に関わるものです。たとえば、次のようなケースが多いと考えれます。
<ケース1>
父親が長年勤めていた会社の株を保有していたものの、急に病に倒れ、家族全員が、父親が株を保有していることに気づかない場合。
<ケース2>
父の遺産として株券を息子が受け取り、そのまま貸金庫に入れたり、自宅の金庫に保管していたものの、存在そのものを忘れている場合。
貯金や株、遺産など、お金にまつわるお話は家族間ではタブー視している家庭も多く、父親や母親、祖父や親戚のおじさんなど、自分に関係する人が株券を持っているかどうかを把握している人は少ないのではないでしょうか?
お盆に帰省したら家族で株会議?>>