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難度★★★ 日経ストックリーグ最優秀賞 慶應の後輩のインタビュー!

日経ストックリーグ最優秀賞の慶應生。実はゼミの後輩なんです。ということでインタビュー!

執筆者:山口 哲生

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日経新聞と野村證券が学生に投資を普及させるためにやっている日経ストックリーグ。第2回日経ストックリーグ最優秀賞の慶應生は、実はゼミの後輩なんです。ということでインタビュー!先輩、後輩の関係ですので、ちょっとおちゃらけた内容になっていますが、彼らのレポートとのギャップを楽しんでください。


前田章先生がインタビューを受けているご様子






簡単に彼らのレポートの内容を要約すると、「Intangible Asset Fund ~目に見えない企業価値の将来性に投資して~」ということで、バランスシートにのっていない企業の無形資産に注目し、まず研究開発費などから投資対象をスクリーニング。あとは、投資配分はポートフォリオ理論のMV基準にのっときめ、さらに企業訪問やネットでの情報収集で重み付けをかえていたり、プロ顔負けの内容です。

主なポートフォリオの中身は
ニコン 中外製薬
石川島播磨重工業 藤沢薬品工業
三共 エーザイ
大正製薬 アイシン精機
フジクラ ヤマハ発動機
パイオニア 日本化薬
信越化学工業 三菱ウェルファーマ
ユニオン光学 三井化学
双葉電子工業 協和醗酵工業
キヤノン カプコン

運用が数ヶ月ですので、評価はむずかしいですが、対TOPIXはプラスの成績。たいしたものです。

彼のレポートはこちらから(PDFファイルです)ぜひ、一度、読んでください。
http://manabow.com/sl/

◆リーダー半田厚さんの回答


■なぜストックリーグに参加したか?

 建前:(1)卒業前の思い出づくり。
      グルワしたかった。君達と。
      だからメンバーは俺がみんな声かけたでしょ。
    (2)ファイナンスの理論を実践にどう使えるかを考えたかった。
 本音:部門賞の20万円が欲しかった。


■優勝した理由の自己分析 どのあたりが評価されたか

(1)みんなそれぞれ自分の役割を知っていて、理解していて、それがうまくかみあったから。
(2)ファンドのコンセプト(インタンジブルという響きが素敵。)
(3)レポートの見栄え(これにこだわったよね。)
(4)ターフジクライテリアやグッチーズワイが審査員のツボを突いた。


■苦労したこと

(1)みんなの危機意識が薄かった。締切ギリギリ。
実際は俺以外みんな卒論書いてて忙しかったんだと思うけど。
(2)取材クルーの方々とのメールのやりとり。
言葉遣いとかにかなり気を使った。


■裏話があれば、、。

実はこれにかけた時間の短さも最優秀賞。
ログインした回数の少なさも最優秀賞。


■将来の夢はなんですか?

世界を相手に戦うどっかの会社の経営者。



◆山田泰宏さんの回答


■なぜストックリーグに参加したか?

リーダーに誘われた。ノリ。


■優勝した理由の自己分析 どのあたりが評価されたか

ロジカルに纏まってる。バランスがいい。
独自指標を作ったり、着目点が素敵だったり。
ナンダカンダ言って、忙しい時期にみんな凄く頑張ってたから。


■苦労したこと

卒論&ゼミ課題&卒業旅行&ハワイ旅行


■裏話があれば、、。

俺はサル仕事、5人中No.1!(特許数のデータ入力)


■将来の夢はなんですか?

自動車解説員



◆山口陽平さんの回答


■なぜストックリーグに参加したか?

(1)卒業前の思い出作りのため。
(2)気の合う仲間でグループワークをやってみたかったから。


■優勝した理由の自己分析 どのあたりが評価されたか

(1)コンセプトがイケてる点。
(2)コンセプト⇒銘柄選び の筋がしっかりしてる点。
(3)ファンドの説明責任がしっかりしている。
(4)ファイナンス理論にかぶれ過ぎなかった点。


■苦労したこと

ゼミの課題など他の仕事と同時並行で行っていた点。


■裏話があれば、、。

テレビにあまり映ってなくて不満気味。


■将来の夢はなんですか?

プレジデントの表紙に載ってみたい。
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