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【低位株】 例のもう一銘柄/丸紅(2ページ目)

前回の記事を書いてから、随分経ちまして申し訳ありませんでした。本業にかこつけて言い訳をするつもりではありませんが、まだ推奨できる株価なので、今回満を持して発表したいと思います。

執筆者:保畑 公志

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皆さん、商社って何をしている会社がご存知ですか?もともとは、いわゆる貿易業を営んでいました。古くは江戸と堺の商業をつなぐ役割です。それが時代が進んで海外と日本の貿易に関する仲介をするようになりました。商社が扱う商品というのは多義にわたっていて、商社によって得意分野が異なっていたようですが、三菱商事や三井物産、住友商事などの大手商社は総合商社と呼ばれ、どのような商品でも扱うようになっていきました。もちろん、大手商社の中には先にあげた財閥系だけではなく、伊藤忠であったり、丸紅であったり、ニチメン、日商岩井(今は統合してニチメン日商岩井)もその一角です。


その後、商社は逆風の時代に追い込まれました。いわゆる既存のビジネスでは商売が出来なくなってきたんですね。現在の商社の株価を見ていただければ、その有様な散々なもんです。

三菱商事
三井物産
住友商事


しかし、ここで敢えて商社なんです。前述したように商社は既存のビジネスでは商売が出来なくなってきました。しかし、長年培ってきた業種というのは、固定されていなかった。つまり、様々な分野に事業を拡大できていたんです。ですから、どんな業種にも進出できるし、その地盤を持っている。最近は商社が社内ベンチャーと称して、様々な子会社を立ち上げていますよね。ここで、ルークが言い続けている「変わろうとする企業=商社」と言う公式が成り立つわけです。


さて、次は数ある商社の中から何故「丸紅」かという説明が必要ですね。

・今まで売られすぎ
・リストラ計画が順調
・全社的な事業の再構築の成功

です。もっともかなり値動きの激しい株ですので、じっくり買い時を狙ってください。現在の水準であれば110円切れるところであれば買ってもいいのではないかと個人的には思っています。


以上、ルークでした。
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