さて、本題に入りましょうか。
現在の株価水準が高いか安いかを判断する場合、その銘柄の過去の高値、安値を見て、それとの比較で判断してみましょう。。その場合の過去とは10年、20年前の過去ではなく、3~5年ぐらいから直近までの比較的近い過去です。Yahoo Financeなどの株価検索サイトに行けば簡単に探せます。株価が上げ相場に入っているときには、第一の上値メドとなるのが最近の高値、そして、そこの高値を越えると次は過去5年ほどでつけた高値が目標となります。そしてそして、さらにその高値を抜けてきた場合は上場来高値が目標となります。
逆に、株価が下げ相場になると、年初来安目が下値めどとなり、そこから更に値下がりすると、過去2~3年につけた安値、あるいは過去5年ほどのうちにつけた安値が下値めどとなります。
このように、株価は自分が過去につけたことのある高値・安値を目指して動く修正があるんです。それはなぜか分かりますか?ここが「株価は生き物だ」と言われている所以でもあるんですねぇ。それはなぜかというと、つまり投資家が過去の株価を参考にして、上値めどや下値めどとして売買する為です!
株価の日々の値動き以外にもこの習性が参考にあるケースがあります。この習性は使えますので、マスターしてください。ルークも良くこの習性で儲けさせていただきましたから・・・。
<配当の権利落ち>
配当の権利落ちをすると、株価は配当落ちの分だけ値下がりすることが多いですが、配当落ちして値下がりしても、株価は過ぎに元に水準まで戻ることがほとんどです。
<株式分割>
株式分割などでも、分割に応じて株価は安くなるのは当然ですよね。つまり、5000円の株価をつけていた会社が株式を1対2に分割したら、1株が2株に増える分だけ、1株当たりの利益も半分となり半値になるのが理屈です。このため、株式分割は少しも好材料にならず、むしろ株数が増えて、株価にマイナスになるという見方もあるほど。しかし、株式分割を実施しても、たいていは半値の2500円までは下げず、下げてもすぐに2800円、3000円と元の株価に向かった上昇し始めることが多いんです。つまり、過去の高値を知っている人から見ると、2500円、3000円は安く見えるからなのでしょう。
ということは、この習性を知っていれば、今後の株価の行方を知るうえで、有力なヒントとなりますよね。
ちなみに、株式分割のニュースは日経新聞のマーケット欄に必ず掲載されます。これからは忘れずにチェックしてくださいね。
以上、ルークでした。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。