まだまだ暑い日が続きますね。オリンピックの見すぎで寝不足の方も多いんではないでしょうか。何を隠そうこの私も、毎日夜の2時ごろに起きて、明け方の5時過ぎに寝るというような生活を続けており、肝心の仕事中に頭の中がボーっとしてしまっている状態です。まぁ、会社の人たちも夏バテでボーっとしているので目立たなくていいのですが・・・。
さて、今回は株式の種類について説明したいと思います。株式の入門書を読む際に、色々な株の種類が出てきますので、そんな単語を見ても“ちんぷんかんぷん”にならないようにしましょうね。
株の種類
株式にはいろいろな種類があります。上場株・店頭株・未公開株、単位株・ミニ株、日本株・外国株など様々な名称で呼ばれています。株を始めたばかりの人は、最初これらがどういったものかよく分からないかもしれません。心配することはありません。そんなに大した分類ではありませんし、日本株・外国株などは読んで字のごとくですから・・・(^^) ここでは、株式を種類別に整理してみました。
○株式の取引形態による分類
→上場株:
証券取引所に上場されている株式のことです。株式の上場は、証券取引所で発行済み株式 数・株主数・純資産・利益・配当などについて上場基準を満たしているかどうか審査した後、大蔵大臣が承認します。現在、わが国には8つの証券取引所があり、大阪・東京・名古屋には市場第1部と市場第2部があります。
→店頭株:
日本証券業協会の定める基準によって登録された「登録銘柄」と、流動性不足など一定の登録廃止基準に抵触して登録廃止になった銘柄を登録する「店頭管理銘柄」があり、これらの株式を、証券会社の店頭で顧客と証券会社が相対売買する市場を店頭市場、そこで扱われる株式を店頭株といいます。店頭で取引されるといってもいまでは全てコンピュータ化されていますけどね。店頭登録銘柄は日本証券業協会で承認後、内閣総理大臣に届け出ます。店頭登録基準は1部・2部上場基準より緩やかであるため、(最近では取引所のマザーズ等の法が基準が低くなっています。)近年急成長した業種の企業或いは、小規模企業が多くなっています。
→未公開株:
取引所や店頭市場に上場していない株式のことです。通常は、個人投資家は売買することができませんが、日本証券業協会の運営しているグリーンシート銘柄として指定されている銘柄については、未公開株でも売買することができます。
○株式の取引単位による分類
→単位株:株主になることができる取引単位の株式 ?1000株単位や100株単位が多い
→ミニ株:単位株の10分の1の株数で取引できる株式 ?正式な株主ではない。証券会社によって購入できる銘柄が違うので注意が必要。
○株式の発行企業の国籍による分類
→日本株:日本企業が発行する株式
→外国株:外国企業が発行する株式
これは読んで字のごとくですから、しつこい説明は必要ないですよね。
○株式の様式による分類
→額面株:一株あたりの金額が決められている株式。株券に50円、500円、5万円などと金額が表示されています。
→無額面株:一株あたりの金額が決められていない株式
日本では従来、額面株が主流でしたが、'01年の改正商法により額面株は廃止され、無額面株に統一されることになりました。