こんにちは、保畑です。
いやー、花田兄弟の話題がワイドショーを独占していますね。マスコミの報道を聞いていると、貴ノ花親方が悪者のような扱いを受けていますが、そもそもただの兄弟げんか、家族の問題にここまでマスコミが首を突っ込んで報道するのはいかがなものなんでしょうか?貴ノ花親方もテレビに出てペラペラと喋り捲り、挙句の果てには「勝氏もテレビに出てしゃべるべきだ」とか何とか言っているようですが、それもおかしな話です。テレビの前で兄弟げんかを披露できるんなら、家族全員でひざを突き合わせて言いたいことを言い合ったほうがよほど健全なパワーの使い方だと思うんですが・・・。
なんだか、書いていると自分まで気分が悪くなってしまうので、この話題はこれまでにしておいて・・・と、今回の本題はこの話題からあまり遠くない話なんです。
最近、上記の兄弟げんかでよく耳にするようになった「年寄株」という言葉。「株」っていう言葉がついているんで、「そんな株が上場しているのか」と思う人が・・・いないでしょうね。しかし、株ガイドを担当させていただいている私としては、「株」という名詞が入っている以上、この問題に関して掘り下げざるを得ません。株式投資が大好きな人は、今回は気分転換に読んでいただければ幸いです。相撲ファンの人は、読み飛ばしてください。
年寄株って何?
年寄株を説明する前に、理解して欲しいのが「年寄」って何ということ。「年寄」とは我々が一般的に使う「年配の方」という意味ではありません。年寄とは、力士が現役を退いた後、弟子の育成や相撲協会の運営に当たるための資格です。そして、年寄は誰でもなれるわけではなく、定員が決まっており、その株はたったの105しかありません。
ここまで解説すれば、「年寄株」が何なのかもある程度想像がつきますよね。年寄株とは「年寄の資格を持った人に与えられる資格証」と理解してもらえればいいでしょう。つまり「親方になれることを証明した証書」です。
年寄株がもたらす悲劇
「年寄」には誰でもなれるわけではなく、105という定員があるという話は前述のとおりです。この105という定員が、数々の相撲界の闇を作ってきてるらしいんです。相撲界で生きてきた力士達にとって、将来は親方にというのは、やはり大きな夢なのでしょう。しかし、その定員が105しかないとなると、今の年寄りから、年寄株を譲り受けなければなりません。そして、その売買価格をめぐって脱税やスキャンダルなどが勃発するのです。
不確かな噂では、現在総合格闘技に転向した曙も親方を続けたかったそうですが、「年寄」の空きが無く、しかもその値段が高すぎて買うことが出来なかったため、K-1に転向したそうですよ。
ちなみに、年寄株の値段っていくらなんでしょうね。噂では1億~2億円はくだらないらしいですが。しかし、お金で買える「親方」ってどうなんでしょうね・・・。
以上、保畑でした。