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自信のあった「あの銘柄」が大暴落!

自信のあった「あの銘柄」が大暴落、その時どうする?大暴落時にどう対応するかは成功か否かの分かれ目といえそうです。

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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投資の失敗 プロと素人の違い

失敗は付き物
運用のプロでも失敗は付き物です。大切なのはその後の対応!
自信のあった銘柄が大暴落!その時あなたはどうしますか?株式投資には失敗が付き物です。いつの時代も暴落などは必ず起きます。問題は失敗や損失をいかに最小限にくいとめるかということ。どんなに運用のうまい運用機関であっても株式投資に失敗することはあります。成功し続けることはありえません。しかし、素人とプロとの失敗には大きな違いがあります。

■失敗するリスクを出来るだけどう低く抑えるか
■失敗した時にどう最小限に食いとどめるか
■失敗した分をどう取り返すかということ

この3つのポイントをどうおさえるかによって、失敗後の対応がまったく違ってきます。この対応の仕方によって、短期的には同じように運用しているように見えても一年を通してみると格段に差が開いていってしまうのです。

2007年忘れられない3度の暴落

昨年2006年はライブドアショックに始まったことは記憶に新しいことです。今年2007年はライブドアショックも落ち着きを見せ、スムーズにスタートしたかに見えました。しかし、ご存知のとおり2月末チャイナショックが世界を震撼させました。

しばらくして落ち着きを取り戻したかに見えた株式市場ですが、順調にはいきませんでした。夏のお盆休み期間に起こったサブプライム問題。11月にはサブプライム問題に起因するヘッジファンドの換金売りが行なわれ相場全体を押し下げました。結果、今年2007年は3度もの暴落に見舞われています。

みなさん、この暴落局面をうまく乗り越えることが出来たでしょうか?このような株式の暴落局面は避けられるものではありません。今後も必ず起こることは覚悟しましょう。今年うまく対処できなかった方は、今後どのような点に気をつけていけばよいのでしょうか?

まず、今年起こった3度の暴落を“日経平均”“みずほ銀行(8411)株”“任天堂(7974)株”の3つの動きを見ながら振り返っておきましょう。

■チャイナショック(中国発の暴落)
概要:中国本土のA株が2日間で約10%値下がり。
    これを契機にニューヨーク株を始め、欧州株、日本株まで波及。
暴落期間:2/27~3/5

日経平均:18,215円→16,532円 約2週間で9.2%の下げ
みずほ銀行株:86万円→79万円
任天堂株:32,700円→29,610円

■サブプライム問題ショック(米国発の暴落)
概要:米国にてサブプライムローンの貸し倒れ問題が再燃。
    各金融機関への悪影響が懸念され世界的な暴落に。
暴落期間:8/9~8/17

日経平均:17,274円→15,262円 約1週間で11.6%の下げ
みずほ銀行株:73万円→62万円
任天堂株:58,500円→46,700円

■第二次サブプライム問題ショック
概要:ヘッジファンドの換金売り等がかさみ、再び大きく値下がり。
暴落期間:10/12~11/22

日経平均:17,441円→14,669円 約6週間で15.9%の下げ
みずほ銀行株:69万円→50万円
任天堂株:68,100円→58,700円

暴落があってもチャンスにする方法は?
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