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ユニクロの例に見る暴落時の対処法(2ページ目)

1998年当時アジア通貨危機から始まった世界金融不況は今回のサブプライムローン問題と似ております。その当時の成功例であるユニクロの例を持って今の暴落のチャンスを活かしましょう!

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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ユニクロは61倍、ソフトバンクは66倍!

たった二年で資産は60倍へ
たった二年で資産は60倍へ
以下、97年の高値→98年安値→99年12月から00年2月までの高値です。

■ユニクロ(ファーストリテイリング)
895円→263円→16100円(分割考慮済み株価、以下同様)(安値から61倍)

■ヤフー
630万円→390万円→1億6,790万円(安値から43倍)

■ソフトバンク
11900円→2970円→198000円 (安値から66倍)


暴落局面

例えば、一番上のユニクロの例ですと97年の高値は895円(株式分割調整後の株価、以下同様)でした。それがアジア通貨危機やLTCM破綻など株式環境の悪材料と共に売られて、263円まで急落していきます。

この過程で、実際のユニクロはまさに出店攻勢を欠け変換期を迎えていたにもかかわらず需給で下がりました。1997年の6月高値から1998年の6月安値まで一年間は全くいいところなし、逆に絶好の買い場を提供したのでした。

絶好の買い場の期間はたった6日で嵐のように過ぎ去る

しかし、この買い場も安値近辺の275円(その当時の株価1100円)以下で購入できた期間はたったの6日間でした(もちろんこの安値近辺と言うことですともっとチャンスは広がります)。

劇安値で購入できる期間は非常に限られており、一瞬で過ぎ去ってしまいます。しかしこのような激安バーゲンセール状態の株価で購入できる期間に購入できると大変なパフォーマンスをあげることができる好例なので挙げました。
100万円の投資はたった二年で6000万円に!
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