世界中で相次ぐ異常気象
異常気象の発生は様々なビジネスにおいて大きなリスクとなります |
近年、温暖化を初めとした環境問題が取沙汰されている中、地球環境の変化に伴う異常気象にも注目が集まっています。代表的なものとして、暖冬・冷夏・大雨(洪水)や大雪(豪雪)のほか、台風や嵐及びハリケーンなどが挙げられます。
これらの異常気象は、人命に係わる大きな問題であると共に、経済にも大きな影響を及ぼしてきました。例えば、記憶に新しい新潟中越沖地震(2007年)や新潟中越地震(2004年)、何十万人にも及ぶ被害を記録したスマトラ島沖地震(特に地震に伴う津波によって)、2005年にはアメリカのニューオリンズでハリケーン・カトリーナによる大規模災害(ニューオリンズ市の大半が水没した)が発生しています。
これらの災害は発生を事前に知る事ができたら、被害を最小限に留める事が出来たのではないでしょうか? また、天候の変化を予め捉える事ができていたら、事前にもっとしっかりとした対策を講じる事が出来たのではないでしょうか?
こうした災害には、かねがね天候(気温・風・波の高さ・雲の厚さなど様々な要因を含む)が深く係わっています。この天候(気象)をしっかり把握し、予測し、伝える事が出来れば、災害を含め海難事故・航空事故・車両事故などを未然に防ぐ事につながるのです。
海運・航空・道路・鉄道・建設の他、自治体などの防災やコンビニエンスストアなどの商業など、様々な企業(業界)で気象変動リスクへの対応策が重要視され始めています。