2009年ゴールデンウィーク(5連休)は海外旅行ブーム?
今年は海外旅行ブーム? |
その後はピークで1700万人まで増加しました。
しかし、円安や燃油サーチャージの登場などにより、2003年には、年間の海外旅行者数は1300万人まで落ち込みました。
2007年は再び1700万人まで戻してきましたが、2008年は1600万人を割り込んだ模様です。原油高によるサーチャージ料金の上乗せが冷水を浴びせました。
しかし、2008年後半以降の大幅な円高・原油安により、2009年は一気に状況は変わっていく可能性が出てきました。
ただ当然ですが、国内景気悪化による出張の減少などの悪影響もありますでしょう。海外旅行業界も例に漏れず厳しい状況であることに変わりはありません。しかし、円高デメリットばかりが強調されている今、海外で買い物をして始めて円高メリットを感じる方も多いはずです。
実際この年末年始は韓国旅行者が殺到したことは記憶に新しいところ。
前回の円高基調(1986~1994年)では、海外旅行者数が500万人から1600万人と約3倍の伸び率を示しております。今回の円高局面では今以上に円高(ドル安やユーロ安)が進むと今まで海外旅行を高価で考えてこなかった方たちも海外旅行へ勇んで出かけていくということに目を向けるかもしれません。
現在(2008年2月9日現在)USドルは91円、ユーロは117円となっています。また、原油高も海外旅行に背を向けさせてきた一つの大きな要因です。円高、原油安ということで2009年後半の海外旅行パックツアーは劇的に割安感が強まる可能性があります。