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なぜ、銘柄選びで間違う人が多いのか?(2ページ目)

なぜ、銘柄選びで間違う人が多いのか?たった一つの選択により100万円か、6000万円を超えるかという違いをもたらします。なぜ、銘柄選びで間違う人が多いのか?

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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選択によってどれだけ違うのか?

分岐点が重要!
分岐点が重要!
同じ株なのだし、時期やタイミングが株式投資には重要で、そんなに銘柄によって差はないのではないか?と思われる方もいらっしゃると思います。

また、すぐに売却も出来、乗り換えも出来るのだから選択が重要とは思えないと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし前頁であげたように選択の重要性は中長期投資であればあるほど、高パフォーマンスを狙うのであればあるほど、暴落チャンスであればあるほど、チャンスが大きければ大きいほど重要性が増します。

最初を間違えると最後まで尾を引くことになります。サブプライム危機が去りそうな現在こそ、選択の重要性が増すでしょう。

過去の例を持って具体的に示しましょう。

アジア危機98年安値00年高値騰落率期間100万円投資で
ユニクロ(9983)263円16,100円61倍2.4年6,100万円
大成建設(1801)202円230円13%2年113万円


一方は、263円(分割調整前株価1050円)から16100円まで一気に上昇しました。一方は200円台を行ったり来たりの状況を続けました。まさに先のような条件が当てはまる時期の選択の重要性を示す具体例ですのでご参考にしてください。100万円投資で6000万円を超えたのか、100万円をうろちょろしたのかはまさに雲泥の差です。

この場合、後で修正(乗り換え)を加えようと思っても保有しているものは上昇せず、保有していないものはあれよあれよと上昇し、結局はチャンスを逃す結果になってしまいます。同じ金額を同じ度胸で投資するなら是非前者のように波に乗れる運用をしたいものです。

これがたった10年前の暴落時でした。

今はどうする?
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