高金利時代の運用方法
高金利時代の運用方法 |
ビッグやワイド、一時払い養老保険、定額預金など元本保証型で7%や8%も金利がつく時代でした。
思い出す方も多いと思いますが、もう遠い過去の話となってしまいました。
このような高金利の時代は元本保証型で確定金利の商品で十分でした。たとえば、元本保証型で5年8%の高金利商品の場合ですと以下のような運用になります。
1年後 | 2年後 | 3年後 | 4年後 | 5年後 | |
100万円 | 108万円 | 117万円 | 126万円 | 137万円 | 148万円 |
注意:年利8%、5年もので年2回の複利計算。 |
高金利となった背景には1980年代のバブルが関係しています。つまり過熱しすぎた景気を冷やすために高金利を取らざるを得なかったため高金利となったのです。金利と景気の関係をおさらいしますと・・。
高金利は景気を冷やす効果があり、低金利は景気を刺激する効果が一般的にはあります。つまり今のような景気の状態から大きく脱却し好景気で過熱するくらいの状態にならないと以前のような高金利の時代は二度とめぐってきません。
そうなると低金利時代に合わせて運用も抜本的に考え方を変えないといけません。