新サービスの利用法は簡単、携帯番号の前に「事業者識別番号」を押すだけ――NTT東日本を利用する場合は「0036+携帯電話番号」――です。固定電話のマイラインサービスとは関係がありません。通話相手がどの携帯電話会社なのかによって安い通話料を提供している事業者を選ぶことができるわけです。
事業者識別番号 | |
NTT東西 | 0036 |
KDDI | 0077 |
NTTcom | 0033 |
日本テレコム | 0088 |
フュージョンコミュニケーションズ | 0038 |
■固定→携帯電話 3分間の通話料金(全国全時間帯一律料金、税別)
相手先の携帯電話会社 | NTT東西 | KDDI | NTT com | 日本テレコム | フュージョンコミュニケーション |
(0036) | (0077) | (0033) | (0088) | (0038) | |
NTTドコモ | 52.5円 | 54円 | 54円 | 54円 | 54円 |
au | 57円 | 54円 | 54円 | 54円 | 54円 |
ボーダフォン | 63円 | 54円 | 54円 | 54円 | 54円 |
ツーカー | 63円 | 54円 | 54円 | 54円 | 54円 |
■IP電話→携帯電話の通話料金
IP電話→固定電話の通話料金も全国全時間帯一律料金で、電話会社によって異なりますが3分8円前後に設定されています。もちろんIP電話からも携帯電話にかけることができます。その場合の通話料金(税別 5月1日より)は
相手先携帯電話会社 | KDDI | BIGLOBEフォン |
au | 17.85円/1分 | 17.5円/1分 |
NTTドコモ | 18.9円/1分 | 17.5円/1分 |
ボーダフォン | 18.9円/1分 | 17.5円/1分 |
ツーカー | 18.9円/1分 | 17.5円/1分 |
と、固定電話→携帯電話と同程度の通話料金になっています。
■携帯電話→携帯電話
携帯電話会社各社は様々な通話料割引サービスを行っています。現在申し込んでいる割引サービス内容によっては「固定→携帯電話の通話料金引下げサービス」はそれほど意味がない人というもいるでしょう。通信相手や時間帯、申し込んでいる割引サービスの内容などをチェックし、比較検討する必要があります。
★NTTドコモ→他社携帯電話 シティフォン プランAの場合
(昼間)8:00~19:00 | 30円/1分 | 固定電話→携帯電話が安い |
(夜間)(土・日・祝日昼間夜間)19:00~23時 | 16.2/1分 | 携帯電話→携帯電話が安い |
(深夜・早朝)23時~8時 | 11.6円/1分 | 携帯電話→携帯電話が安い |
★KDDIのサービスプラン 無料通話を超えた場合
コミコミOneビジネス | 通話料30秒/10円 | 固定→携帯が安いケースもある |
コミコミOneスタンダード | 通話料20秒/10円 | 固定→携帯が安い |
コミコミOneエコノミー | 通話料15秒/10円 | 固定→携帯が安い |
固定電話、IP電話、携帯電話と各種割引サービスをうまく組み合わせて、更なる通信費削減に挑戦してみませんか?
*電話料金は平成16年4月28日調べです。