家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

固定電話→携帯電話 通話料が安いのはどこ

携帯電話を持っていない人には特に嬉しいサービス――固定→携帯電話の通話料金が全国全時間帯一律52.5円~64円――が4月1日スタート。マイラインに関係なく選べるサービスで、家計の節約法が一つ増えました。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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固定電話から携帯電話の通話料金の引下げサービスが4月1日からスタートしました。全国全時間帯一律料金です。従って、利用する時間帯によっては固定電話→携帯電話のほうが、携帯電話→携帯電話よりも通話料金が安くなることがあります。

新サービスの利用法は簡単、携帯番号の前に「事業者識別番号」を押すだけ――NTT東日本を利用する場合は「0036+携帯電話番号」――です。固定電話のマイラインサービスとは関係がありません。通話相手がどの携帯電話会社なのかによって安い通話料を提供している事業者を選ぶことができるわけです。

 事業者識別番号
NTT東西0036
KDDI0077
NTTcom0033
日本テレコム0088
フュージョンコミュニケーションズ0038



固定→携帯電話 3分間の通話料金(全国全時間帯一律料金、税別)
相手先の携帯電話会社NTT東西KDDINTT com日本テレコムフュージョンコミュニケーション
(0036)(0077)(0033)(0088)(0038)
NTTドコモ52.5円54円54円54円54円
au57円54円54円54円54円
ボーダフォン63円54円54円54円54円
ツーカー63円54円54円54円54円



IP電話→携帯電話の通話料金

IP電話→固定電話の通話料金も全国全時間帯一律料金で、電話会社によって異なりますが3分8円前後に設定されています。もちろんIP電話からも携帯電話にかけることができます。その場合の通話料金(税別 5月1日より)は
相手先携帯電話会社KDDIBIGLOBEフォン
au17.85円/1分17.5円/1分
NTTドコモ18.9円/1分17.5円/1分
ボーダフォン18.9円/1分17.5円/1分
ツーカー18.9円/1分17.5円/1分


と、固定電話→携帯電話と同程度の通話料金になっています。


携帯電話→携帯電話

携帯電話会社各社は様々な通話料割引サービスを行っています。現在申し込んでいる割引サービス内容によっては「固定→携帯電話の通話料金引下げサービス」はそれほど意味がない人というもいるでしょう。通信相手や時間帯、申し込んでいる割引サービスの内容などをチェックし、比較検討する必要があります。


★NTTドコモ→他社携帯電話 シティフォン プランAの場合

(昼間)8:00~19:0030円/1分固定電話→携帯電話が安い
(夜間)(土・日・祝日昼間夜間)19:00~23時16.2/1分携帯電話→携帯電話が安い
(深夜・早朝)23時~8時11.6円/1分携帯電話→携帯電話が安い


★KDDIのサービスプラン 無料通話を超えた場合

コミコミOneビジネス通話料30秒/10円固定→携帯が安いケースもある
コミコミOneスタンダード通話料20秒/10円固定→携帯が安い
コミコミOneエコノミー通話料15秒/10円固定→携帯が安い



固定電話、IP電話、携帯電話と各種割引サービスをうまく組み合わせて、更なる通信費削減に挑戦してみませんか?


*電話料金は平成16年4月28日調べです。
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