貯蓄/貯蓄できない人のための貯め方

給与天引き・自動積立で貯蓄力をつけよう!(2ページ目)

給与天引きや自動積立などを利用して貯蓄力と持続力をつけましょう。どんな金融商品があるのか、その特徴と取り扱い金融機関をご紹介します。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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自動振替で貯める元本保証の金融商品


多くの企業では、給与は本人が指定した金融機関に振り込んでいます。給与天引きの貯蓄を利用しない(できない)人は、給与が振り込まれた金融機関の自動振替サービスを利用して手堅く貯蓄する方法を活用してはいかがでしょうか。現在の銀行や郵便局は、元本保証の金融商品だけでなくリスクのある金融商品(例えば投資信託など)も取り扱っています。しかし先ずは元本保証の積立型金融商品で手堅い貯蓄を考えましょう。金融機関によって取り扱っている積立商品は若干異なります。

<自動積立商品と金融機関>
自動積立商品と金融機関


自動積立がある程度まとまった金額になったら、より利率のよい他の金融商品、例えば定期預金などに預け換えることも考えましょう。「自動積立→定期預金振替サービス」のある銀行ではこの手間が省けます。給与振込みの金融機関は長~いお付き合いをする金融機関になります。金融商品の品揃えや振込み手数料、ATM現金の引出し手数料など、サービス内容や使い勝手をじっくり比較検討して決めましょう
 

貯蓄にまわす金額が多い人は、そのうちの一部をリスクのある金融商品で運用するのもいいでしょう。その場合でも、自動振替で手間と手数料のかからない商品がいいのでは? 仕事を覚えるまでは仕事に集中し、自分を成長させるのが先決です。自分の将来像がおぼろげながらでも見えてきて、時間にもゆとりが持てるようなってから資産運用に挑戦しても遅くはありません。いいえ、そのほうが長い人生では失敗が少ないのではないでしょうか。自分の成長が一番効率のいい資産運用なのですから!


*自動振替のできるリスクのある積立商品については、次回ご紹介します。 


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