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いまさら聞けない!「特定口座って何?」

株式や株式投資信託で資産運用する際に金融機関で選択する口座「特定口座(源泉徴収あり、無し)」と「一般口座」の違いをまとめました。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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株式や株式投資信託の取引で頻繁に出てくる「特定口座」とは一体何?
そんな声がチラホラ聞こえてきましたので、ここでおさらいしておきましょう。

株式や株式投資信託等(以下株式等とする)で資産運用すると、当然ですが利益が出たり損失を被ったりします。利益に対してはこれも当然ですが課税されます。本来は確定申告で1年間の損益を申告するのですが、結構手間がかかります。その手間を軽減する方法として特定口座制度が設けられました。

株式等の取引口座は、利益に対する申告の仕方で、特定口座「源泉徴収あり」、特定口座「源泉徴収なし」、一般口座の3つに分かれます。違いは次のとおりです。

<特定口座と一般口座>
特定口座と一般口座
大沼が作成。

確定申告を考えると、特定口座「源泉徴収あり」を選択するのがいいようです。

特定口座を開設するには

特定口座を開設するのは簡単です。株式等の取り引きを行なうために取引口座を設ける際に、
  • 口座開設申込書
  • 特定口座開設申込書

を提出すればいいのです。「源泉徴収あり」を選択するのであれば「特定口座源泉徴収選択届出書」を合わせて提出します。

特定口座は金融機関ごとに1つ開設することができます。A証券会社に1つ、B銀行に1つ、というように。また年初の取引時に、「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」「一般口座」を選択・変更することができます。年の途中で変更することはできません。年初で決めた口座で1年間の取引が行なわれますので、口座の変更を考えている場合には注意してください。

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