2006年は? 川崎信用金庫が小学生600人を対象に実施した「お年玉総額アンケート調査」によると、お年玉平均総額は25,736円(前年比3.1%UP)、その使い道は、なんと「2万円強を貯蓄」でした。
お年玉の貯蓄先として多くの母親が挙げるのは郵便局――近くにあって小額から預けることができる身近な預入先――です。しかし通常郵便貯金の金利は0.11%、定額預金は6ヶ月以上1年未満で0.13%とかなり低い金利です。お年玉の貯金は、毎年少しずつ増えていく貯金です。とすれば郵便貯金もいいですが、1年の定期預金で殖やす、というのも一案では?
今までの預貯金を加えると10万円以上の金額になるという子供には、銀行からのうれしいお年玉キャンペーン金利があります。ソニー銀行は、10万円以上100万円未満の預金に対して、なんと0.735%という高金利を提示しています(2007年2月4日午後11時59分まで)。そのほか10万円以上を対象にした定期預金で高い金利を提示しているのは、ソニー銀行と同じくインターネット銀行です。
<10万円以上・1年定期預金金利の例> |
各銀行のホームページより抜粋した(大沼作成) |
年末年始に使うかもしれないと思って取っておいた資金が100万円以上の単位で残った人には、もう少しい高い金利の定期預金があります。預入期間が1年と3年を選んでみました。
<100万円以上・預入期間1年と3年の定期預金金利の例> |
各銀行のホームページより抜粋した(大沼作成) |
2年程前には100万円以上・3年定期預金に対するキャンペーン金利が0.8%でした。それが今年のお年玉キャンペーン金利では10万円以上・1年定期預金で0.735%です。やっと預貯金金利の上昇が期待できそうです。そうなると、やっぱり「預入期間は短め」ですね!