いいことばかりじゃない!?　オンライントレードの落とし穴

“うっかり注文”がそのまま実行されてしまうことも！

手数料の安さや便利さで一躍脚光を浴びているオンライントレード。でもそこにはネットならではのデメリットも。

いつでもどこでも画面上の操作ひとつで株の売買ができてしまうのが、オンライントレードの醍醐味。でも、その反面、インターネットという世界だからこそ起こりうる危険がたくさん潜んでいるのも事実なのです。

ほとんどのネット証券では、深夜や早朝でも売買注文が出せますが、これらの売買注文を受け付けているのはあくまでもコンピュータ。もしもシステムがダウンしてしまったら、出しておいたはずの売買注文が実行されない可能性も。てっきり寄り付きで買えたものと思って安心していたのに、システムダウンで買い逃した！なんていうことが起こらないとは限りません。

また、間違った注文内容を送信してしまったというのもよくある話。1,000株買うつもりだったのをうっかり10,000株と入力してしまっても、買えるだけのお金が口座に預けてあれば、当然ながら注文はそのまま実行されてしまいます。売買注文を出したら、必ず注文確認画面で間違いがないかどうか、細かいところまでチェックをする習慣をつけておきましょう。

万が一間違った注文を出してしまっても、深夜や早朝なら、訂正や取り消しをすることが可能です。でも、証券取引所の取引時間中に当日の指し値や成り行き注文を出した場合、注文はすぐに処理されてしまいますので、訂正や取り消しを行う間もなく、売買が成立してしまうことも。緊急事態に備えて、利用しているネット証券の電話番号などをメモしておくと安心ですね。

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