スケジュールはどうなっている?
立会外分売を予定している銘柄や実施予定の期間は前もって証券会社のウェブサイトで発表されることが多いようです。企業は、株価の動向を見ながら、実施予定の期間のなかから正式な実施日を決定します。分売価格やディスカウント率などは、実施前日の立ち会い終了後に発表されます。
投資家は、これらの情報をメールマガジンなどで入手し、購入希望の場合には、インターネットなどを通じて申し込みを行います。申し込みの受付時間はネット証券によってもまちまちですが、実施前日の夜から実施当日の朝までとなっていることが多いようです。
申し込みが多かった場合には、実施当日に抽選を実施します。当選すれば、当日の立ち会いからすぐに売却することも可能です。
運命の出会いを大切にしよう
このように、立会外分売は投資家にとって多くのメリットがあります。しかし、狙っている銘柄がタイミングよく立会外分売をするとも限りませんし、それが口座を開設しているネット証券だとも限りません。前から欲しかった銘柄が立会外分売で買える条件が整っているというのは、ある意味、運命的な出会い。そう考えると、何気なく読み飛ばしていた立会外分売情報が、なんだか気になりだしますね。
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