プチ投資家のトレーディング生活を拝見【vol.3】では、株式投資の収入でセミリタイア生活を送る主婦トレーダー、川崎さちえさんにお話を伺いました!
川崎さんが投資家デビューしたのは2003年のこと。それが今では、ご夫婦ともども仕事を辞め、のんびりとセミリタイア生活を送っています。
オンライントレードを始めてたった2年でセミリタイア生活を実現した勝因はどこにあるのでしょうか?その秘密を探るべく、根堀り葉堀り聞いてみました。
きっかけは一冊の本でした
●プロフィール |
川崎さちえさん(29歳・栃木県在住・主婦)。 ご主人、3歳の男の子、9ヵ月の女の子の4人家族。趣味は大型バイクでのツーリング。「渡辺さくら」というペンネームでも書籍を出版。セミリタイア生活を綴ったブログも運営中。 |
オンライントレードを始めたきっかけは?
A:
偶然手に取った、1冊の本がきっかけでした。サンプラザ中野さんとマネックス証券(現・マネックス・ビーンズ証券)社長の松本大さんが書かれた、「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」という本です。
これを読んで、おもしろそうだし、これなら私にもできるかも!と思ったんです。その影響もあって、最初に口座を開設したのもマネックス証券でした。
Q:
最初に購入したのはどんな銘柄だったんですか?
A:
株を始めよう!と口座を開いたものの、実は、最初に買ったのは投資信託(笑)。その後、しばらくしてから初めて株を購入しました。
選んだのは、東邦薬品という製薬会社です。近いうちに東証1部に指定替えになるという情報があったので、チャンスと思って180万円ほど投資しました。保有期間は3ヵ月程度だったでしょうか。うわさ通り、指定替えになったので、そこで売却しました。
下がって下がって底で買う!
Q:銘柄はどんなふうに選んでいるのですか?
A:
自分なりの投資法で銘柄を選んだり、売買のタイミングを図ったりしています。
東証1部に指定替えになりそうな銘柄に注目するという方法は最初から変わっていません。あとは、とにかく底値で買うということ。下がって下がって下がって底で買うことに徹しています。
→次ページでは、川崎さんの投資法についてもっと詳しく教えていただきます!