高いパフフォーマンスは期待できない?
投資信託の場合、個別銘柄と違って、短期間での高いパフォーマンスはほぼ期待できません。そもそも、投資先を分散させることによってリスク分散をする同時に、リターンも分散されてしまうのです。仮にA、B Cの3つの銘柄を同額ずつ買ったとしてAが20%アップ、Bが10%ダウン、Cが5%アップしたら、全体としては15%アップしたことになります。ようは、平均を取るという感じ。しかし、仮にAを全力で買っていたら、20%アップしましたし、Bを買っていたら10%ダウンをしています。
つまり、1つの銘柄に集中した場合、上がればリターンも大きいのですが、株価が下がったときのダメージも大きくなるのです。しかし投資信託というのはあくまで分散をするのが基本。そのため高いパフォーマンスではなくて安定性を求めた商品ということができます。
信託報酬がかかる
信託報酬は毎日かかるコスト。そのため、積み重なった時に大きな金額となる。 |
一方で、トヨタやソニーなどの個別株を持っている場合には、当然信託報酬はありません。なので、いくら長期間持っていても、株価の変動によるリスクで済むのです。
信託報酬という、隠れたコストで非常に見えにくいということ。これが投資信託の弱点でもあります。
以上のことを踏まえて、実際にどうやってファンドを探していけばいいのでしょうか。そもそもどんなファンドがあるのでしょう。これについては、次回詳しく見ていくことにします。
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