株・株式投資/株式関連情報

投資信託を買う前に知っておきたいこと(2ページ目)

投資信託を買ってみようと思って行動するのはとてもいいことだと思います。でも、その前に知っておきたいこともあるのは事実。そこで、今回の記事では投資信託のイロハをお伝えします。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

  • Comment Page Icon

高いパフフォーマンスは期待できない?

投資信託の場合、個別銘柄と違って、短期間での高いパフォーマンスはほぼ期待できません。そもそも、投資先を分散させることによってリスク分散をする同時に、リターンも分散されてしまうのです。

仮にA、B Cの3つの銘柄を同額ずつ買ったとしてAが20%アップ、Bが10%ダウン、Cが5%アップしたら、全体としては15%アップしたことになります。ようは、平均を取るという感じ。しかし、仮にAを全力で買っていたら、20%アップしましたし、Bを買っていたら10%ダウンをしています。

つまり、1つの銘柄に集中した場合、上がればリターンも大きいのですが、株価が下がったときのダメージも大きくなるのです。しかし投資信託というのはあくまで分散をするのが基本。そのため高いパフォーマンスではなくて安定性を求めた商品ということができます。

信託報酬がかかる

画像の代替テキスト
信託報酬は毎日かかるコスト。そのため、積み重なった時に大きな金額となる。
前のページで紹介したコストの1つ、信託報酬。これは投資信託を保有している間は、毎日毎日かかってしまうものです。ということは、長期で保有するほど投資家の支払う費用は膨むということになり、わずか0.1%の違いでも長期的に見れば大きな差になってくるのです。

一方で、トヨタやソニーなどの個別株を持っている場合には、当然信託報酬はありません。なので、いくら長期間持っていても、株価の変動によるリスクで済むのです。

信託報酬という、隠れたコストで非常に見えにくいということ。これが投資信託の弱点でもあります。

以上のことを踏まえて、実際にどうやってファンドを探していけばいいのでしょうか。そもそもどんなファンドがあるのでしょう。これについては、次回詳しく見ていくことにします。

投資先、どうやって選べばいいの?(All About オンライントレード)
生活が変われば、投資も変わる?(All About オンライントレード)
自分にあった投資を見つけよう(All About オンライントレード)
証券口座がなきゃ始まらない(All About オンライントレード)
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます