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相場が悪い中、私たちに必要なことは?(2ページ目)

前回の記事では「ありがとう投信」の村山社長にファンドのことや1,000円から積み立てができるという話をお聞きしました。今回は、お金の使い方と、相場が悪いときの考え方についてです。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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筋書きのないドラマがそこにはある

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どんな小説よりもマーケットはおもしろいと言う村山氏。終わりのないドラマがそこにはある。
ガイド:トレードに関してはどうお考えですか?マーケットを読んだりすることも踏まえて。

村山社長:実はね、僕はマーケットが大好きなんですよ。

ガイド:え?それは意外ですね。

村山社長:なんで好きかというと、おもしろいですよね。どんな小説よりも楽しいです。だって人間が命の次に大切なお金を使ってそこで取引をしているわけです。社会の8割くらいのことはマーケットの中にあると思いますね。自分もその中にいて、それを見ることができるというのは猛烈におもしろい!筋書きのないドラマですよ。しかもずっと続いているから、終りがないわけです。

ガイド:終わりのないドラマの中で、2009年はどのようなドラマが待っていると考えていますか?

村山社長:今年からのキーワードは「意図せざる結果」だと思います。ようは非常に極端なことが起きる可能性があるでしょうね。去年もすごく下がりましたよね。でもこれは一方方向の動きです。今年はそういうこともあるし、全然逆のこともあるし、両方あるかもしれません。とにかく極端にそうなるというのが、僕が持っているイメージです。

ガイド:なぜ、そう思うのですか?

村山社長:これだけ景気が悪くなってくると、これはまずいということでいろいろな国が対策をとっています。ここで考えられる可能性は2つあって、その対策が効果があって景気がよくなる、あるいは景気を良くしようという働きがあって相場が戻っていくということ。でも、そうなることはみんなが期待しているので、もしダメだった場合には「やっぱりダメじゃん」ということでもっと下がることもあります。でも、人間というのは不思議なもので、どんなことにでも慣れてしまうんです。去年は日経が5割下がったのでこれはすごいことなのですが、仮に今年3割程度下がっても、もう慣れもあるので去年のようなショックということにはならないと思いますよ。

難しいことなど微塵もない、これが長期投資

ガイド:最後、読者へのメッセージをお願いします。

村山社長:自分の将来の目標を半年先とかではなくて、もっとずっと先に置いてほしいですね。長い時間軸で考えていきましょうということです。そうすれば自然に長期投資がどういうものなのかが見えてくると思うのです。もちろん長期投資は、強制したり、納得していないのに納得したことにしようということでもないので、嫌だと思うならやる必要はないでしょうね。でも。長期の時間軸を持つことができるのであれば長期投資はやってほしいと思います。そもそも長期投資は全然難しいことではなくて、ただコツコツ積み立てていけばいいというだけです。だから自分の将来を想像できる人は長期投資を始めてほしいですね。


今回お話を伺った村山社長の「ありがとう投信」では、1,000円から積立投資ができるようになりました。ちなみに、スポットで買うときも1,000円から可能。みんなに投資を始めてほしいという熱い気持ちから実現したのがこの価格です。これを機に長期投資の仲間入りをするのもいいかもしれません。


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