推薦入試にあたるのが「前期選抜」

三重県の高校入試には、推薦入試にあたる「前期選抜」と一般入試にあたる「後期選抜」があります。前期選抜では「自己推薦書」の提出が必要で、学力検査も面接(自己表現)や小論文など主体性や個性を重視した入試制度が取り入れられているのが特徴です。

三重の高校受験制度

三重県は推薦入試にあたる「前期選抜」と一般入試にあたる「後期選抜」がある
三重県は推薦入試にあたる「前期選抜」と一般入試にあたる「後期選抜」がある
三重の私立高校は推薦入試が1月下旬、一般入試が2月上旬に実施されます。公立高校は普通科と理数科(一部を除く)では学区制を、普通科スポーツ科学コー ス、松阪高校理数科、定時制、通信制では全県1学区制をとっています。選抜方法は2月に実施される前期選抜と、3月に実施される後期選抜があります。

■北部学区
桑名、桑名衛生看護、桑名西、桑名北、桑名工業、いなべ総合学園、四日市、四日市南、四日市西、朝明、四日市四郷、四日市工業、四日市中央工業、四日市商業、北星、四日市農芸、菰野、川越

■中部学区
神戸、飯野、白子、石薬師、稲生、亀山、津、津西、津商業、津東、みえ夢学園、津工業、久居、久居農林、白山、上野、あけぼの学園、上野商業、上野工業、上野農業、伊賀白鳳、名張、名張桔梗丘、名張西

■南部学区
松阪、松阪工業、松阪商業、飯南、相可、宮川、昴学園、明野、宇治山田、伊勢、宇治山田商業、伊勢工業、伊勢まなび、南伊勢、南伊勢度会、南伊勢南島、鳥羽、志摩、水産、尾鷲、尾鷲長島、木本、紀南

前 期選抜では、すべての高校で自己推薦書と調査書が必要で、高校によっては出身中学校の推薦書が必要。検査として、面接(または自己表現)、作文、小論文、 実技試験、学力検査(2教科以内の学力検査、または総合問題)の中から1つ以上が課せられ、合否の判定は総合的に行われます。

後期選抜では調査書、学力検査のほかに、面接(または自己表現)、作文、小論文、実技検査のいずれかが課されます。入学者の選抜は次のように実施。

(1) 調査書の第3学年における「各教科の学習の記録」及び「特別活動の記録」等により、およそ募集定員に当たる数の者を選ぶ。ただし、高等学校によっては、調 査書の「各教科の学習の記録」等により選ぶ人数を募集定員のおよそ110 %又は120 %とあらかじめ設定することができる。

(2) 志願者全員について学力検査と実技検査の得点合計(以下「学力検査等得点」という)により、募集定員のおよそ80 %に当たる者を高点者から順次選ぶ。ただし、その中から各高等学校の特色、性格に応じて必要な教科の成績が著しく下位にある者等を保留者として除外するこ とができる。

(3) 同一人について、上記(1)及び(2)の両方に含まれている者を合格者とする。ただし、面接又は「自己表現」、作文を選抜のための資料として利用する高等学校にあっては、この資料に基づき慎重審議を要すると考えられる者を保留者として除外することができる。

(4) 上記(3)による合格者の数と募集定員との差のうち、その2分の1に相当する人数は、上記(1)において選ばれた者の中から、学力検査等得点の高得点者から順次選び、これを合格者とする。

(5) 上記(3)及び(4)による合格者の合計数と募集定員との差に当たる者の選抜に当たっては、残りの入学志願者の中から、「特に重視する選抜資料等」を踏まえ、合格者を決定する。

※ 「特に重視する選抜資料等」は、各高等学校が事前に学力検査の結果を重視するか、調査書の内容を重視するかなどを明示したもの
(三重県教育委員会のホームページより)

なお、あけぼの学園高校(全日制課程)、北星高校(定時制課程)、みえ夢学園高校(昼間定時制課程)、伊勢まなび高校(定時制課程)では、特別選抜が実施され、2月上旬~中旬に実施されます。

三 重の国立高校は、鈴鹿工業高等専門学校の推薦入試が1月中旬~下旬、学力検査による入学者の選抜が2月下旬に実施されます。鳥羽商船高等専門学校では、体 験学習による入学者選抜、推薦による入学者選抜、学力検査による入学者選抜の3つの方法で行われ、体験学習による入学者選抜が1月上旬、推薦による入学者 選抜が1月下旬、学力検査による入学者選抜が2月下旬に実施されます。

<関連リンク>
三重県学校ネットワーク

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