愛知の高校受験制度
愛知県は2010年の東京大学合格者数ランキングベスト30で、岡崎高校(41名)、旭丘高校(33名)と公立校が2校がランクインするほどの公立王国。中でも岡崎高校は、全国の公立高校の中で東大合格者数がトップ。医学部合格に定評がある、東海や滝などの私立高校も有名でありながら、高校も大学も公立(国立)へ行くことが良しとされるのが愛知の特徴です。
愛知県の高校受験は、私立高校の推薦入試(専願)、私立高校の一般入試(私立、公立との併願が可能)、公立高校の推薦入試(専願)、公立高校の一般入試(併願)の順に行われます。
愛知の私立高校の受験制度
毎年、愛知の私立高校は推薦入試が1月下旬に、一般入試が2月上旬に実施されます。私立高校の一般入試は例年3日間にわたって行われ、最大3校まで併願が可能です。例年、代表的な難関校である東海高校と滝高校は試験日が重なるため、併願は不可能となっています(なお、愛知淑徳、金城学院、南山、南山国際は、高校からの募集がないため入試はありません)。私立高校の推薦入試では、内申点が重要視されるのに対して、一般入試では内申点よりも学力試験の点数が重視される傾向にあります。ただし、私立高校によっては、推薦・一般入試を問わず、内申点を重視する高校もあるので、事前によく調べておくことが大切です。