資産運用/投資初心者にもできるカンタン資産運用法

あなたの運用はカメ派?ウサギ派?(3ページ目)

ウサギとカメの話では、カメが勝ちましたが、マネー運用では、短期間で一気に稼いで後はゆっくり休むという「ウサギ運用」とコツコツ型の「カメ運用」とではどちらに軍配があがるのでしょう?

執筆者:上野 博美

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複利はマイナスリターンに弱い


100万円の1割アップは10万円プラスの110万円ですが、110万円の1割ダウンは11万円も下がり、99万円になてしまうからです。
詳しくは・・・「数字のトリック2
複利運用の特徴「マネー運用の落とし穴」 

そこで、ライフプランを達成させるための長期運用では、資産全体の増減をできるかぎり減らしながら(資産全体のリスクを減らしながら)、その中で必要なリターンが期待できるように資産を配分し運用する必要があります。
リスクを小さくする方法」 

長期にわたり、短期勝負に勝ち続けることはとても難しいものです。短期売買を継続的に長期にわたって行い、勝ち続けている人には、まずお目にかかれません。(また、高い勝率を上げていて運用がうまい!と自信を持っている方も、勝ったときの利益は少額で、(評価損も含めて)負けたときの損失が大きいため、合計リターンでみると誇れる成績ではないという場合も往々にしてあります。)
勝ち続けるのが難しい理由 「欲と恐れ」「損の痛みは大きい

カメ強し!


マネー運用では、自分の目標に向けてコツコツ歩むカメ派が最終的に勝つ可能性が高くなります。

人生のプランにおいても、他者に勝つことを目指すNO1よりも、自分の価値観に基づき(自分に勝つ)オンリー1を目指す時代になってきています(オンリー1は独自の目標を設定し、自分に勝たなければなりませんので、実はオンリー1を目指す方が、ハイ・レベルかもしれませんネ)。

運用も人生設計も、価値あるオンリー1へ!

/上野博美
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